「ついつい無駄遣いをしてしまう」と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。日々忙しいと、つい節約にまで気が回らないこともあるかと思います。本記事では、意識したいNG習慣や買い物での無駄遣いを減らす方法などをご紹介します。
何にお金を使っているのかを知ろう
無駄遣いをなくすには、まず自分が何にどれだけ支出をしているのか知ることが大切です。自分の支出を知らなければ、どこを削っていいのか分からないためです。支出には以下の3種類があるとされています。
- 消費
日常生活をするのに必要な支出のことです。食費、光熱費、家賃などは消費に該当します。 - 投資
投資は将来的な利益を見込んだ支出のことです。投資信託などの金融商品の購入だけでなく、キャリアアップを見込んだ勉強代なども投資に含まれます。 - 浪費
生活に必須ではない支出のことです。無駄使いの多くは、この浪費のことを指します。
家計簿をつけて支出管理をしてみましょう。
無駄遣いにつながるNG習慣
意識していない内に、無駄遣いにつながるNG習慣をしている可能性があります。そこでここでは無駄遣いにつながりがちなNG習慣をご紹介します。
バーゲンや割引につられてしまう
バーゲンや割引につられて、つい買い物をしてしまう人は要注意です。バーゲンやタイムセールなどはさまざまなものが安くなっているため、目的のもの以外を買ってしまうことも少なくありません。しかし、目的のもの以外は結局使わなかったり、自分には必要なかったりなど、お得ではない可能性があります。そのため、本当に必要かどうか考えてから購入することが大切です。
定価であっても常日毎買うものであれば節約になりますが、「安くなっているのであれば買ってみよう」は結果的に無駄遣いにつながってしまいます。
コンビニについ立ち寄ってしまう
特に買うものがないのに、コンビニに寄ってしまうことはないでしょうか。何となく習慣でコンビニに寄ってしまうと、誘惑が多く不必要なものまで買ってしまう可能性があります。つい目的のもの以外を買ってしまう人や、店内を一周してしまう人は要注意です。
最近ではコンビニでもフードロス・ゴミ削減の観点から見切り品で割引になっている食品や日用品も目にする機会が増えましたが、同じものを買ってもスーパーやドラッグストアの方が安いケースが多いので、コ必要最低限に留めるのが良いと言えるでしょう。
「自分へのご褒美」が多い
日々頑張っている人はつい「自分へのご褒美」と、さまざまなものを購入していないでしょうか。たまになら良いのですが、普段の衝動買いや浪費を「自分へのご褒美」と言い訳していると、無駄遣いが繰り返されてしまいます。そのため、自分へのご褒美をしたいなら、しっかり計画を立てて目的のものを購入すると、満足度が上がるでしょう。
無駄遣いを減らす対策
ここでは、お金の無駄遣いをなくすための対策方法をご紹介します。
月々の予算を決める
月々に使う予算が決まっていないと、余ったお金で浪費しがちです。しかし、普段からあまり収支に気を配っていない人が、項目や枠組みと予算を決めるのは難しいものです。そのため、まずは自分が無駄遣いしがちな項目にだけ予算を決めましょう。ファッションが好きな方なら「洋服は月〇円まで」など、項目ごとに予算を決めると分かりやすくなるでしょう。慣れてきたら、予算を立てる項目をひとつずつ増やしていきます。
買い物に行く回数を減らす
買い物自体は生きていく上で欠かせませんが、習慣は変えることができます。たとえば、毎日特に必要なものがないのにコンビニに寄ってしまう人は、行く回数を減らしてみましょう。また毎日スーパーに行くのではなく、数日間の食材をまとめ買いする方法などもあります。見直してみて買い物の回数が多いと感じたら、試してみてはいかがでしょうか。
買う時のルールを決めておく
生活必需品以外を購入する時は、買う時のルールを決めておくのがおすすめです。たとえば、服の場合は以下のルールが考えられます。
・季節ごとに必要な予算を決めておく
・手持ちのアイテムとコーディネイトできるか考える
・セール時は、欲しいものを決めてからセールへ行く。もしくは行かない
・手持ちのアイテムを把握しておく
自分のスタイルに合わせてルールを決めておけば、無駄遣いを少なくできるでしょう。
新電力会社への切り替えも考えよう
さらなる節約を考えている人は、新電力会社への切り替えを考えてみてはいかがでしょうか。2016年4月1日以降からの電力自由化によって、消費者はさまざまな電力会社やプランから選べるようになりました。自分のライフスタイルに合わせたプランを選ぶことによって、従来より総合的にお得になるケースが増えたのです。
たとえば、ガスやインターネット、携帯電話など、他のサービスとのセットにすることで割引になるセット割などがあります。また、使用する時間帯によって金額が変わるプランなども提供されています。インターネットから簡単に切り替えられるので、チェックしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
支出はきちんと把握しないと、自分が何にお金を使っているのか分かりにくいものです。そのため、自分が月々何にお金を使っているのかをまず把握することが大切です。そして「浪費」と思った項目を見直し、お金を使う際のルールを決めましょう。さらに節約したいのなら、固定費である電気代の見直しもおすすめです。新電力会社への切り替えはインターネットから簡単にできますので、検討してみてはいかがでしょうか。
