日本では台風や大雨など大規模な天災も多く、停電が発生することもあります。生活に欠かせないのが、私たちの食材を保管してくれている冷蔵庫。停電時などの非常時に、冷蔵庫をどうしたらいいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか・本記事では、停電した時の冷蔵庫の対処法や停電時に備えておきたい準備などをご紹介します。
停電したら冷蔵庫はどうしたらいい?
停電時、冷蔵庫に電気が供給されないと、食材が傷んだり、氷や冷凍食材などが溶けたりして水漏れが発生する可能性があります。そのため、あらかじめ停電時の対策について知っておくことをおすすめします。
計画停電の場合
計画停電など、停電が起こることがあらかじめわかっている場合、電源プラグなどを抜く必要はありません。冷蔵庫は停電しても、庫内の温度が急激に上昇することはありません。そのため、傷みやすいものは入れておかない、できるだけ扉の開閉を減らすなどの工夫をしましょう。
また、2~3日前から氷を作っておいたり、保冷剤を用意しておいたりするのもおすすめです。冷蔵室の一番上に、氷や保冷剤を入れておけば、冷えを保ちやすくなるでしょう。
急な停電の場合
急な停電が起こった場合も、扉の開閉をできるだけ減らしましょう。停電時の冷蔵庫はクーラーボックスのような状態になるので、慌てて食品を移し替えなくても良いとされています。季節にもよりますが、扉を開けなければ2~3時間程度は冷えた状態が保たれるとされています。
停電が長期化する恐れがある場合は、食材の消費や廃棄を考えましょう。また、保冷剤やこれから食べる予定のある冷凍食品などを冷蔵室の一番上に置けば、わずかに温度上昇を防ぐ効果が期待できます。
また、氷や冷凍食材などが溶け出して、水漏れが発生する危険があります。水漏れしてしまうと、近くの家具や家電、床などが水浸しになってしまう可能性が考えられます。そのため、床にタオルやぞうきんを敷いておきましょう。また、漏電防止のためにコンセントを抜いておくのがおすすめです。
停電時に備えておきたい準備
停電時に備えてあらかじめ準備をしておけば、もしもの時でも安心して過ごせるでしょう。ここでは、停電に備えておきたい準備についてご紹介します。
冷蔵庫は食材を詰め過ぎない
冷蔵庫に食材を詰め過ぎると、冷気が循環せず、冷えが悪くなってしまいます。そのため、冷蔵庫の中には容量の7割程度を目安に食材を入れましょう。また、冷気の吹き出し口や吸い込み口を塞がないようにすることが大切です。特に最上段部分は、停電時に保冷剤や冷凍食品を移せるように、スペースを少し空けておきましょう。
冷凍室はきっちり詰めておく
冷凍庫は、食材を隙間なく詰めておくのがおすすめです。凍った食材は保冷材と同じような働きをするため、冷凍効果が高まるとされています。そのため、もし停電が起こった時に、まったく扉を開けなければ半日~1日程度は凍った状態が保てる季節もあります。
冷蔵庫のパッキンを確認する
冷蔵庫のパッキンが劣化していると、庫内の冷気が外へ逃げてしまいます。そのため、普段からパッキンの劣化を確認しておくことをおすすめします。たとえば、ドアの隙間にハガキや名刺を差し込んでみて、簡単に入るようならパッキンの劣化が考えられます。早めに取り替えましょう。
太陽光発電と蓄電池の導入
停電時の対策として、太陽光発電と蓄電池との併用がおすすめです。停電で電気の供給が絶たれれば、多くの家電が使えなくなり、生活に支障が出てしまいます。しかし、日常的に蓄電池に電気を溜めておけば、停電時でも普段と同じように家電を使うことができます。
ただし、蓄電池には出力が設定されているので注意が必要です。出力は一度に使用できる電力量のことで、出力が小さいと一度に使える使用量が少なくなるので、必ず確認しておきましょう。
蓄電池の導入を検討しているならリミックスバッテリー
蓄電池の導入を検討しているなら「リミックスバッテリー」はいかがでしょうか。リミックスバッテリーは以下のようなメリットがあります。
・家庭用最大クラス17.3kWhの大容量
・停電時は自動給電し最大出力5.9kWで利用可能
・高性能・長寿命のリチウムイオン電池
・スマホやタブレットで遠隔管理
・パワコン一体型だから既存の発電機に導入可能
・防水・防塵の安全設計
さらに、最大15年の保証が付いているのが特徴です。設置完了日から10年間、製品起因の自然故障による修理・交換を保証※1があり、さらに5年間の延長保証(有償)もご利用いただけます。また、自然災害補償※2も無償で10年間付いてきます。ぜひ、検討してみてはいかがでしょうか。
※1 製品の付属品・外部部品・交換工事費用は保証対象外です。保証登録されていない製品は保証対象となりません。5年間の延長保証は有償となります。
※2 地震・津波・火山の噴火に起因する故障、盗難は補償対象外です。また、自然災害補償の延長はできません。
停電時の冷蔵庫の対策を知っておこう
停電時に冷蔵庫が使えなくなると、中の食材が心配で扉を開閉したくなります。しかし、扉を必要以上に開閉すると中の冷気が逃げてしまうので注意が必要です。そのため、停電時はできるだけ扉を開閉しないなどの対策を知っておきましょう。また、蓄電池を用意しておけば、停電時などのもしもの時に焦らなくてすみます。ぜひ、リミックスバッテリーを検討してみてはいかがでしょうか。