災害大国である日本において、災害による停電は想定しておかなければならないリスクと言えます。実際に、2018年9月には北海道で広範囲での大停電が起き、2019年9月に発生した台風15号の影響では、千葉県で20日間近くという長期間の停電が発生しました。非常に深刻な事案ですが、仮に12月~2月の真冬で、さらに北海道や東北など寒冷地域で長期間の停電が起こることを想定すると、被害はより甚大なものとなるでしょう。
以下のような普段できて当たり前のことが、停電時には大きく制限を受けたり全く機能しなくなったりします。
・スマホの充電
・パソコンの使用
・家電利用
・お湯を沸かす
・シャワーやお風呂
・IHクッキングヒーターでの調理
今回は、真冬で電気が使えない場合の防寒方法を解説します。
冬の停電に備える防寒グッズを紹介
冬の停電で電気が使えない状態は、特に寒冷地では命に関わる大問題です。災害時の避難経路の確認と同様に、防寒グッズも事前に取り揃えておきたいところです。持ち運びできる水や食料と共に
・毛布
・シュラフ
・使い捨てカイロ
・カセットコンロ
こういった防寒アイテムの備えで、電力復旧まで低体温症などのリスクから命を守ることにつながります。
毛布
寒さをしのぐアイテムと言えば毛布を思い浮かべる方も多いでしょう。素材としては
・ウール
・カシミヤ
・シルク
・綿
などさまざまな種類がありますが、軽い上に保温性の高さを考えればマイクロファイバーなどが携帯しやすいでしょう。
緊急時用の毛布はジッパー式やバルブ式の袋に入れて圧縮しておくことで、いつでも簡単に持ち運びができるので用意しておくことをおすすめします。
キャンプ用シュラフ
キャンプやアウトドアでの使用を想定した寝袋であるシュラフも、災害時には非常に有用なアイテムと言えるでしょう。シュラフもマミー型や封筒型など種類や材質もさまざまですが、レジャー目的ではなく緊急避難用途と仮定すれば、まずはコンパクトに持ち運べる軽量のもので保温性を重視したシュラフの選択がおすすめです。
使い捨てカイロ
使い捨てのカイロも防寒対策として有効です。カイロは電気を使わず軽量で、携帯するだけで必要な時に体を温めることができます。非常時では、患部だけの保温でも低体温症の緩和につながります。特に太い血管が通る首にカイロをあてることで全身を温めることができます。そのほか内くるぶしの裏も太い血管が通っているので、足から全身を温める意味合いでも、くるぶし付近へのカイロ使用は効果的です。
使い捨てカイロの複数枚パックを避難用のリュックなどに常備しておくと、何かと役に立つでしょう。
カセットコンロ
カセットコンロも、アウトドアや鍋料理などで使用されるので、防災対策としても有効なアイテムです。非常事態でもお湯を沸かせて火を使った調理が可能なので、用意しておきたいものです。
コンロはカセットボンベの小型燃料で着火して使います。カセットガスを複数本用意してコンロとまとめておくと非常時に便利でしょう。
自家発電にはリミックスバッテリーがおすすめ
真冬の停電対策としてもリミックスバッテリーを利用した蓄電は効果的です。
停電時に家中全ての家電を使う必要はなくても、IHヒーター、エアコン、冷蔵庫などが使用できる環境は非常時においてのストレス軽減にもつながり、低体温症へのリスクも減らせるでしょう。
リミックスバッテリーのハイブリッド蓄電池は、さまざまな太陽光発電システムに対応しており、経済的メリットが大きく、ソーラーパネルをお持ちの方は特に導入がおすすめです。
太陽光発電をお持ちでない方でも夜間割引プランなどの活用により、割安な夜間に電力を貯めて、昼間は貯めた電力を使うといったお得な使い方もできます。
蓄電池容量も5.8kWh、11.5kWh、17.3kWhと3タイプに対応しており、用途に合わせた蓄電池容量を幅広く選択することができます。特に17.3kWhは、家庭用としては他社と比較しても最大クラスと言え、高性能のリチウムイオンバッテリー搭載により充放電8,000 回以上の高い耐久性を誇ります。
リミックスバッテリーの蓄電システムは停電時のエアコンや冷蔵庫、IHクッキングヒーターなどの家電も使用できるように、供給電圧は100V/200Vに対応しています。停電時には数秒で自動電力供給に切り替わるのでさらに安心です。 リミックスバッテリーを導入することで、お得な電気料金で能率的に電気を貯めることができ、急な寒波の中での停電など非常事態への大きな備えとなるでしょう。ぜひお気軽にお問い合わせください。