自家発電の種類やメリット・デメリットを解説

  • 2023.02.14
  • BCP
自家発電の種類やメリット・デメリットを解説

災害大国である日本に暮らすにあたって、災害の影響による電力不足や、予備率低下での計画停電・大規模停電は今後も想定すべき深刻な社会的リスクと言えます。 2019年、千葉県では台風15号の影響による電柱や鉄塔の破損被害で、約64万戸が停電し完全復旧まで19日間かかるという深刻な被害に発展しました。
このように世界レベルでエネルギー問題が深刻化している現在、特に太陽光発電を中心とした自家発電への注目が集まっています。

自家発電とは?そのメリットを解説

自家発電とは、電力会社からの電力供給の有無に関わらず、消費者(家庭や企業など)が何らかの発電設備を用いて自ら発電を行うことを指します。
発電会社からの電力供給ではなく、自給自足でのエネルギー調達ができるので電気代の削減も期待できるほか、太陽光など再生可能エネルギーが自家発電のメインとなるので環境にも優しいという大きなメリットがあります。
常に発電し、事業や家庭用に電気を生産し利用する常用だけでなく、災害時の想定外の停電などに備えた非常用電源としても自家発電が注目されています。

電気代の節約

自家発電の最大のメリットは、作った電力を使用することにより電力会社からの電気代を抑えることができる点です。太陽光などの再生可能エネルギーは、太陽光によって発電を行うため、発電にかかる費用は0円です。
そのほか、固定価格買取制度(FIT)を有効活用することで余剰電力を買い取って貰えるシステムもあり、有用な選択肢として活用したいものです。特に太陽光発電と、蓄電池の相対効果は抜群です。
すでにソーラーパネルが設置されてある場合などは、リミックスバッテリーのような蓄電池システムとの連携で、発電した電気を貯めながらの能率的な使用がおすすめです。

環境負荷が少ない

自家発電のメインとなる太陽光や風力発電などは再生可能エネルギーとしてCO2を排出しないので、環境負荷が抑えられるメリットがあります。
特に昨今の企業では温暖化対策やSBTイニシアチブ、SDGsへの取り組みが求められる情勢で、自家発電を取り入れることで企業イメージアップの効果も期待されます。

非常電源

2018年、北海道では広範囲のエリアでの停電が起き、上述した2019年の千葉県の台風15号では20日近くという長期間の停電が発生しました。こうした非常時の停電で電力会社からの供給が断たれても、家庭用蓄電池の導入などの対策を事前に行うことで、災害時にも貴重な電源を確保できるという大きなメリットが得られます。

企業の災害想定における取り組み面では、昨今は事業継続計画(BCP)のように、自然災害や非常事態発生時での主な事業の復旧や継続を求められている と言えます。自家発電などの取り組みを社内外に周知することで、組織として非常事態への対処を事前に想定し、経営基盤の盤石さを示すことで企業イメージの向上に寄与することでしょう。

自家発電の種類とメリット

自家発電には多数の発電方法があります。

・太陽光発電

・ガス発電(家庭用燃料電池)

・風力発電

・エンジン発電

・手動発電

このような一般的な発電法を種類別に解説します。

太陽光発電

太陽光発電は自家発電の中でも、一般家庭において特に多く普及が見られる発電方法と言えます。
屋根など陽当たりのよい場所に太陽光パネルを設置し、太陽光で発電します。使用にあたってはパワーコンディショナーによる電力変換が必要です。
さらに発電された電力を効率的に貯める蓄電池との連携で相互効果が高まり、より経済的に電力を使用することが見込まれます。
太陽光発電+蓄電池の連携を考えると、電力ロスを最低限に抑えることができるハイブリッド型の蓄電池がおすすめです。

ガス発電(家庭用燃料電池)

ガス発電はガスから抜き出した水素と空気中の酸素を化学反応させることで発電します。この時に発生した熱を効果的に利用し、お湯を沸かしたり、暖房として 使ったりすることもできます。また、発電した電気は燃料電池に貯めることもできます。

風力発電

郊外の海岸沿いなどで巨大な風車を目にしたことがある方も多いでしょう。
風力発電は、風の運動エネルギーによって風車などのタービンを回すことで回転エネルギーを発生させ発電します。
家庭用での風力発電は小型の発電機などが販売されていますが、ソーラーパネルに比べると発電力は小規模になりがちです。

エンジン発電

エンジン発電機は自動車のエンジンと同じくガソリンやディーゼルを燃料として、発電体を回転させて発電します
最近ではカセットボンベなどを燃料にできる機体 もあり、エンジン発電のバリエーションも増えています。屋外での使用が可能な点で持ち運びも容易な点から、使用用途としてアウトドアでも活躍しています。
デメリットとしては揮発性の高いガソリンを持ち運ぶ危険や、保管のリスクなどを伴う点が挙げられます。

主導発電

人間の動力によってハンドルを回したり、ペダルをこいで車輪を回したりするなどの運動エネルギーを得て発電します。懐中電灯やラジオ機器、スマホの充電器などで有用です。発電規模は小さいですが、災害時だけでなくキャンプや登山などのアウトドアでコンセントがない時や、悪天候でも利用できる発電方法です。

自家発電のデメリット

続いて自家発電のデメリットを取り上げます。

・自家発電システム設備のコスト

・蓄電の容量

・設備の維持費

大別すると、コストの面が自家発電のネックとなりがちと言えます。

自家発電システム設備のコスト

自家発電では以下のような設備自体の本体価格が発生します。

・ソーラーパネル・風力発電機など発電機本体

・パワコン

・蓄電池

これに加えて、基本的には設備の搬送料金や電気周りの工事などの設置費用も初期費用としてかかります。その他にも、長く使うためにはメンテナンス費用も加算されます。

蓄電の容量

発電された電気は家庭用・企業用に限らず、蓄電池の電力を貯められる容量には限界があります。停電など非常用での蓄電を想定すると、蓄電池の適切な容量選びはなおさら重要と言えるでしょう。蓄電タイプが特定負荷型か全負荷型によって、電力供給できる部屋や家電などを優先して選ぶ必要もあります。
各企業・ご家庭の予算や目的にあった蓄電池を導入するために、信頼できる業者による正確なシミュレーションを基にした容量選びも要点となります。

設備の維持費

発電機は10年以上の長期間を見越して使う消耗品です。長い時間の使用の中で故障のリスクを考慮すると、業者による適切なメンテナンスは重要となります。
太陽光ではソーラーパネルの故障や異常といった不測の故障が考えられ、設備や蓄電器のバッテリーの経年劣化によって満電できず、自家発電のベネフィットを100%得られない可能性があります。万が一の故障などに備えて、契約業者の保証は重要であり、保証年数の長さや自然災害による故障の際の交換や修理などもチェックしましょう。

家庭用の自家発電は太陽光が一般的

ここまで自家発電について、種類やそのメリット・デメリットを解説しました。
数ある自家発電の中で、特に家庭用途での使用を考えた場合は、普及が進んでいる点や費用対効果の高さの面からも、太陽光発電が一般的と言えるでしょう。
固定価格買取制度(FIT)の買取満了期間が近づいているご家庭では、余剰電力を効果的に使うためにもリミックスバッテリーのような蓄電池の導入がおすすめです。

自家発電にはリミックスバッテリーがおすすめ

リミックスバッテリーのハイブリッド蓄電池は、さまざまな太陽光発電システムに対応しており、現在、お持ちの太陽光パネルも引き続き使用できることもあるため、経済的メリットが大きく導入がおすすめです。太陽光発電をお持ちでない方でも夜間割引プランなどの活用により、割安な夜間に電力を貯めて、昼間は貯めた電力を使うといったお得な使い方もできます。
蓄電池容量も5.8 kWh、11.5 kWh、17.3kWhと3タイプに対応しており、用途に合わせた蓄電池容量を幅広く選択することができます。特に17.3kWhは、家庭用としては他社と比較しても最大クラスと言え、高性能のリチウムイオンバッテリー搭載により充放電8,000 回以上の高い耐久性を誇ります。
リミックスバッテリーの蓄電システムは停電時にエアコンや冷蔵庫、IHクッキングヒーターなどの家電も使用できるように供給電圧は100V/200Vに対応。停電時には数秒で自動電力供給に切り替わるのでさらに安心です。 リミックスバッテリーを導入することで、世界的にエネルギー価格が変動しても、自家発電や夜間料金など安い時間帯の電力にて能率的に電気を貯めることができます。ぜひお気軽にお問い合わせください。

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