東京から大阪に移動するのに、もっとも交通費が安い方法は?東京~大阪間はいろいろなルートがあって迷ってしまう……。
と悩んでいませんか?
東京から大阪の移動にかかる交通費を、車・バス・電車(新幹線)・飛行機の4つのルート別で紹介します。
東京~大阪の交通費を4つのパターンで解説
では早速、東京から大阪までの交通費を見ていきましょう。
車
同行者の人数が多ければ、かなり安上がりになるのが車での移動です。
移動時間と交通費
東京から大阪まで | 約500km |
所要時間 (休憩のぞく) | 5~6時間 |
高速料金 | 10,000円前後 |
ガソリン代 | 6,000円前後 |
人数別の交通費
1人 | 約16,000円~ |
2人 | 約8,000円~ |
3人 | 約5,400円~ |
4人 | 約4,000円~ |
車を使った場合、東京から大阪までの交通費は約16,000円です。 1人で行くのであればあまり安くはありませんが、家族やグループで1台の車を使えば、1人あたりの交通費が安くなることがわかります。
バス
東京から大阪までのバス移動は、夜間高速バスを利用するケースが多いです。
移動時間と交通費
運行中のバス | 約30本 |
所要時間 | 8~10時間 |
交通費 | 2,100~20,000円 |
人数別の交通費
1人 | 2,100円~20,000円 |
2人 | 4,200円~40,000円 |
3人 | 6,300円~60,000円 |
4人 | 8,400円~80,000円 |
東京~大阪間の高速バスは、シンプルな車両から個室付きまでさまざまあります。
座席の大きさや数によって交通費が異なる他、休憩の回数や時間も変わってくるので注意しましょう。
電車
東京から大阪へ電車で移動する場合は、交通機関は在来線と新幹線の2つにわかれます。
在来線の移動時間と交通費
所要時間 | 約10時間 |
交通費 | 約8,000円 |
乗り換え | 6回 |
新幹線の移動時間と交通費
所要時間 | 約2時間30分~4時間 |
交通費 | 普通車指定席:約15,000円 グリーン車指定席:約20,000円 |
人数別の交通費
1人 | 在来線:約8,000円 新幹線:約15,000円~ |
2人 | 在来線:約16,000円 新幹線:約30,000円~ |
3人 | 在来線:約24,000円 新幹線:約45,000円~ |
4人 | 在来線:約32,000円 新幹線:約60,000円~ |
新幹線での移動は、車・バス・在来線を利用するよりも、所要時間が半分以上短くなります。 発車時間や走行時間がずれないことも、新幹線のメリットといえるでしょう。
飛行機
東京から大阪へ、もっとも早く移動できるのが飛行機です。
飛行機の移動時間と交通費
所要時間 | 約1時間~1時間30分 |
交通費 | FSC:15,000円前後 LCC:約5,000~8,000円 |
※LCC(ロー・コスト・キャリア)…ジェットスターやピーチなど
人数別の交通費
1人 | FSC:約15,000円 LCC:約5,000円~ |
2人 | FSC:約30,000円 LCC:約10,000円~ |
3人 | FSC:約45,000円 LCC:約15,000円~ |
4人 | FSC:約60,000円 LCC:約20,000円~ |
飛行機での移動は、利用する航空会社によって交通費が異なります。 LCC(格安航空会社)を利用するとチケット代は安いですが、運行本数が少ない・搭乗口が遠いといったデメリットもあるので注意が必要です。
東京~大阪で交通費が一番お得なのは夜間高速バス!
4つの移動手段での交通費を比較してみると、金額の面ではバス移動がもっとも安いということがわかりました。
その次は在来線、そして格安航空会社を利用しての飛行機と続きます。
しかし、交通費が安いバスは車内が狭かったり座席数が多かったりと、デメリットもあります。
所要時間が長いこともあり、交通費が安いからといって安易にバスを選ぶと、大阪到着時には疲労がたまっているかもしれません。
また車での移動は、運転という労力が必要になりますが、同行者が多ければコストダウンになり、自分のペースで自由に移動できるという利点があります。
とにかくラクに移動したい人におすすめの節約法
早く、そして快適に旅をしたいと思っても、その分交通費は高くなってしまいます。新幹線や飛行機のチケットをお得に購入する方法には、何があるでしょうか。
新幹線の節約法
新幹線には、片道601km以上の距離を移動する場合に1割引になる往復割引がありますが、東京~大阪間の移動距離は約500kmなので、これに該当しません。
新幹線で東京~大阪間の交通費を節約するには、「回数券」や「早得きっぷ」を購入するといいでしょう。
また、新幹線と在来線・新幹線とレンタカーがセットになったきっぷや、インターネット専用きっぷなどもあります。
飛行機の節約法
飛行機のチケットには早期購入割引がありますが、これはFSCのみで、LCCにはありません。
飛行機で移動するときの交通費を節約するなら、FSCの早期割引を利用するか、LCCを使うのがおすすめです。
交通費以外の節約法
交通費を節約する場合、移動時間が長くなったり割引の条件が限られていたりと、限界があります。
そこでおすすめしたいのは、生活費を節約する方法です。
日頃の出費を減らせばその分を交通費に当てることができ、東京~大阪間を早く快適に移動することができます。
中でも光熱費や通信費は、これまでの使用量を変えずに料金だけを節約することが可能です。
現在契約している電力会社を新電力会社に変更するなど、いろいろな方法があります。
まとめ
東京から大阪までの交通費は、安ければ2,000円台・高くなると20,000円以上かかることがわかりました。
また、移動手段によって移動時間や移動中の快適さに差が出ます。
交通費を節約することに専念しすぎてしまうと、移動時間で時間を使い、疲労を溜めてしまってはせっかくの旅が台無しになってしまいます。
快適な旅をするのなら、おすすめは交通費以外での節約です。
東京から大阪までをラクに移動するために、まずは電力会社や携帯電話会社の契約を見直し、日頃から節約を心がけてみましょう。