エコツーリズムとは?国内外のエコツーリズムの取り組みや事例をご紹介

エコツーリズムとは?国内外のエコツーリズムの取り組みや事例をご紹介

近年、環境問題への関心がますます高まっている中、注目されているのがエコツーリズムです。エコツーリズムは、自然環境や歴史文化などの地域の魅力を観光客に伝えることで保全につなげようとする取り組みのことです。積極的に導入している自治体も多いですが、課題などもあります。本記事では、国内外のエコツーリズムの取り組みや事例、現在の課題などをご紹介します。

エコツーリズムとは

冒頭でも説明したようにエコツーリズムとは、自然環境や歴史文化などの地域特有の魅力を観光客に伝えることで、その価値を理解してもらい、保全につながることを目指した仕組みのことを指します。さらに、観光客に対して固有の資源や魅力を伝えることで、地域住民自体も価値を再認識し、地域社会の活性化につながるとされています。

エコツーリズムの歴史

エコツーリズムは、もともと途上国で始まったとされています。観光客に森林などを見せることで経済振興を図り、森林伐採などの開発から自然を保護しようという転換を促す考え方として注目されるようになりました。その後、先進国で、持続的な観光振興を目指すための概念となります。

日本では、1990年頃よりエコツアーを開催する民間事業者が見られるようになったとされます。主に屋久島などの自然豊かな観光地などで、エコツアーが開催されていました。そして、1990年代後半に日本エコツーリズム推進協議会(現日本エコツーリズム協会)などが設立されると、エコツーリズム普及に向けた動きが加速します。そして、2008年より「エコツーリズム推進法」が施行されました。

エコツーリズムの事例

では具体的にエコツーリズムはどんな活動を行っているのでしょうか。ここでは、具体的なエコツーリズムの事例をご紹介します。

北海道弟子屈町

北海道弟子屈町では、世界有数の透明度を誇っている摩周湖を始めとした多くの景勝地があります。また「阿寒摩周国立公園」が町の半分以上の面積を占めており、その豊かな自然を活かしたエコツアーが行われています。

・摩周湖での星空観察(通年)

・摩周・屈斜路雲海ツアー(6月~10月)

・釧路川源流カヌーツアー(通年)

・アトサヌプリトレッキングツアー など

群馬県前橋市

豊富な植物を楽しめる湿原「覚満淵」や10万株のツツジが咲く「赤城白樺牧場」があり、自然や風景を保存しながら魅力を楽しめるツアーが用意されています。

・普段は入れない!秘密の絶景ツアー

・覚満淵での自然観察会

・赤城山環境ガイドボランティア など

埼玉県飯能市

自然体験、歴史探訪、地域の暮らしなどをテーマにしたエコツアーが開催されています。

・お散歩マーケット

・西川材で作る家具

・天覧山でかい掘りツアー など

東京都檜原村

自然観察、サイクリング、歴史・郷土芸能巡りや、農業林業などの体験型のエコツアーが開催されています。

エコツーリズムの課題

エコツーリズムには、課題も残されています。まずは、観光と自然環境保全のバランスが難しいことです。エコツーリズムの目的は、環境を保護しながらも観光振興を行うことです。しかし、観光客が増えれば経済は潤いますが、ゴミが増えたり、外来の植物が持ち込まれる可能性があったりするなど、問題も増えてきます。

また、観光客の安全を確保するため、遊歩道や車道などを作らなくてはいけないケースもあるでしょう。その過程で少なからず、自然や生物が犠牲になってしまいます。環境を優先するのか、観光振興を優先するのか、この2つの両立が非常に難しいのが現状です。

さらにガイドの確保も課題とされています。エコツアーで地域の魅力を知ってもらうには、ガイドの存在が重要です。ガイドは、魅力を紹介するだけでなく、観光客の来訪による自然環境への影響を考えながら行動しなくてはいけません。そのため、ガイドには豊富な知識と経験が求められますが、なかなか確保しづらいのが課題です。

環境に配慮するなら再生可能エネルギーが選べる新電力会社へ

環境問題に関心があるなら、再生可能エネルギーを使ったプランを提供している新電力会社を選ぶのも一つの方法です。再生可能エネルギーは、太陽光・水力・風力・バイオマスなど、化石燃料を使わずに発電されたエネルギーのことを指します。二酸化炭素などの温室効果ガスを排出しないため、環境にやさしいといわれているエネルギーです。こうしたプランを選べば、日常的に環境に配慮できるでしょう。新電力会社への切り替えは、インターネットから簡単に申し込むことができるので、試してみてはいかがでしょうか。

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まとめ

エコツーリズムは、自然保護や生態系保全などのため、今後も永続的に行われることが望ましいとされている取り組みです。単に「取り組みだから」というだけでなく、地域の人々が「自然を守ろう」という意識を持つことも大切とされています。観光客が増えることは経済振興にもなりますが、自然に負担がかかります。そのため、参加する側もできるだけ自然に負担をかけず、自然を楽しむことを知ることが大切です。また、エコツーリズムで環境問題に興味が出てきたなら、再生可能エネルギーを提供している新電力会社への切り替えも検討してみてはいかがでしょうか。

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