アンペア・ワット・ボルトの違い 契約アンペア見直しで電気代が安くなる!?

  • 2020.11.18
  • FAQ
アンペア・ワット・ボルトの違い 契約アンペア見直しで電気代が安くなる!?

電力会社のプランについて調べてみると、契約アンペア数別に分かれたプランが多いです。一方で電化製品などの説明書では、ボルトやワットなどの単位を使用した説明もよく見かけます。いずれも電気に関する単位ですが、それぞれの違いが気になる人も多いのではないでしょうか。ここでは、アンペア・ワット・ボルトの違いについて解説していきます。

アンペア・ワット・ボルトについて

アンペア・ボルト・ワットは電気を表す単位です。アンペアは電気が流れる量(電流)、ボルトは電気を押し出す力(電圧)、ワットは消費される電気エネルギー(消費電力)を表します。
計算式は
アンペア(電流)×ボルト(電圧)=ワット(消費電力)
となります。

ボルトとは

ボルトというのは電圧の単位で、電気を押し出す力の大きさを意味するものです。ボルト数が高ければ高いほど電気が流れやすくなります。

国内の一般家庭では100ボルト

電力会社から供給される電気は電圧が一定に保たれており、国内の一般家庭のコンセントを使う場合には100ボルトです。そのため、国内で使用される電化製品は100ボルトの電圧で使用することを想定して作られています。
また、諸外国では日本とは一般家庭の電圧が異なるため、国内仕様の電化製品はそのまま使用できない場合もあります。使おうとすると壊れてしまう可能性もあるため注意しましょう。

ただ、国内でも工場やオフィスビルなどでは200ボルトの電圧を使用しています。また、一般家庭でも200ボルト用のコンセントを取り付けることも可能です。
エアコンなど一部の家庭用電化製品で200ボルト用のものがあり、そのような電化製品を使用する場合には工事をして取り付けます。比較的新しい住宅だと、最初から200ボルト用のコンセントが付いている場合も多いです。

ワットとは

ワットというのは消費電力を意味する数字です。

ワット数の大きい電化製品を使うとどうなる?

電化製品などの取扱説明書には、消費電力としてワット数が記載されており、この数字が大きい電化製品ほど電気を多く消費します。
主にドライヤーや電子レンジ、アイロンなどはワット数が1000を超え高いワット数になっています。テレビや照明器具などは50から200程度でそれほど高くはありません。 電気料金はこのワット数と使用した時間をもとにして算出されます。ワット数の大きい電化製品を長時間使うと電気料金が高くなるという仕組みです。

アンペアとは

アンペアというのは1秒間に電気が流れる量を意味する数字です。この数字が大きければ大きいほど、たくさんの電気が流れていることを意味しています。
また、アンペア数とボルト数をかけるとワット数になるという関係性が成り立ちます。

電力会社の契約アンペアについて

電力会社ではアンペア制を採用しているところが多く、プランごとに使用可能なアンペア数の上限が定められています。家庭の使用状況に合ったアンペア数のプランを選び、契約アンペア数によって基本料金が決まるという仕組みです。
アンペア数は電化製品の使用状況によって大きく変化します。例えば、電子レンジやドライヤーなど消費電力の高い電化製品を同時に使う機会が多い場合は、使用しているアンペア数も高くなるので、大きめのアンペア数のプランにすると安心です。逆に、同時にいくつもの電化製品を使う頻度が少ない一人暮らしの場合には、アンペア数は小さめでも十分と言えるでしょう。
契約プランのアンペア数を超えてしまうと、ブレーカーが落ちてしまいます。そうなると、家中の電気が一時的にすべて止まってしまうため注意が必要です。
主に一般家庭の場合は、20アンペアから50アンペアくらいのプランで契約しているところが多いです。

契約アンペア数の見直しをしてみよう!

もしブレーカーが頻繁に落ちるような場合には、契約アンペア数が足りていないのかもしれません。逆に、今の契約アンペア数では大きすぎることも考えられます。一度、今の契約内容が最適かどうか見直してみましょう!
毎月電力会社から届く検針票を見れば現在の契約容量を確認できます。検針票がない場合は、家庭にあるブレーカーに現在の契約アンペア数が記載されています。それと併せて必要なアンペア数を確認してみれば、契約アンペア数が足りているかどうかが分かります。

必要なアンペア数の確認方法

アンペア数は、1日のうちでもっとも電化製品を多く使用するときを基準に考えましょう。たとえば、朝に炊飯器と電子レンジを同時に使用するのであれば、最低でもその2つの合計アンペア数が必要です。
家庭用のコンセントは100ボルトであるため、個々の電化製品のアンペア数は100で割ると計算できます。1300ワットの炊飯器なら13アンペアで、1500ワットの電子レンジなら15アンペアです。さらに、照明器具や冷蔵庫、テレビ、エアコンなど常に使用している電化製品も加えなければなりません。
常に使用している照明器具や冷蔵庫などの電化製品は必要なアンペア数が低めで、合計しても12アンペア程度のケースが多いです。これに一時的に使用する炊飯器や電子レンジのアンペア数を加えると、40アンペア程度になります。

アンペア数の見直しで電気代節約にも

家庭によって電化製品の使用状況は異なりますが、なかには「現在の契約アンペア数では大きすぎて余ってしまっている」というケースもあります。例えば50アンペアのプランを契約していて、最大で30アンペア程度しか使わないようなケースです。
その場合には、ブレーカーが落ちるなどの心配はありませんが、本来必要とする電気代以上になってしまっている可能性が考えられます。一般的に契約アンペア数が高いほど基本料金も高くなる傾向にあります。もし必要以上に高いアンペア数のプランを契約している場合には、一度見直してみましょう。そうすることで、今と変わらない使用状況で電気料金を節約することができるかもしれません。
さらに電気料金を節約したいと考えているようであれば、契約容量だけでなく電力会社そのものを新電力会社に切り替えることもおすすめです。基本料金が無料でどのアンペア契約でも容量に関係する基本料金がかからないプランなども存在します。
せっかくの機会ですから、契約の見直しとともに新電力会社への切り替えも検討してみてはいかがでしょうか?

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まとめ

アンペアは流れる電気の量、ボルトは電気を押し出そうとする力、ワットは消費電力を意味するものです。電力会社ではこのうちアンペアを基準にしてプランを設けています。契約アンペア数が小さすぎると頻繁にブレーカーが落ちてしまうので不便ですが、逆に大きすぎると基本料金が高くなる傾向にあります。今払っている電気代が適切かどうかを再確認するためにも、実際に使用するアンペア数に合ったプランを選択することが大切です。

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