業務用食材を扱うお店の中でも、知名度の高い業務スーパー。「一般のお客様大歓迎」と書かれた看板が目印で、食費を節約したい人に人気のお店です。
ですが「大容量の食品を買っても使い切れず捨ててしまった」「買い物に行くとついつい無駄遣いしてしまう」といった困りごとも。
この記事では、業務スーパーでのかしこい買い物の仕方や、節約におすすめの食材を紹介します。
業務スーパーのおすすめ食材とまとめ買いのポイント
業務スーパーで食費を節約するためには、いくつかのポイントがあります。節約ポイントやまとめ買いのコツを、おすすめ食品3選とあわせて解説します。
※価格変動あり
保存しやすい商品を選ぶ
業務スーパーで取り扱っている商品は、業務用の大容量商品が主流です。しかし、ただ大きくて量が多いだけのものを家庭用に購入すると、使い切れずに捨ててしまう可能性があります。
節約とまとめ買いのポイントは、保存しやすい商品を選ぶこと。特におすすめの食材は、「刻み玉ねぎ」です。
商品名 | 量 | 価格(税込み) |
刻み玉ねぎ | 500g | 116円 |
冷凍しやすい食品は、大容量パックを買っても1ヶ月ほど保存しておけます。
個包装になっている商品や小分けにして冷凍できる商品、もともと冷凍用として売られている商品がおすすめです。
半調理されている食材を選ぶ
業務スーパーで売られている半調理商品は、一般スーパーで売っている食材よりも低価格です。さらに、調理時の光熱費も節約できるところも大きなメリットといえるでしょう。
おすすめの商品は以下の3つです。
商品名 | 量 | 価格 |
鶏屋さんのチキンカツ | 1kg | 483円 |
カットほうれん草 | 500g | 159円 |
れんこんスライス水煮 | 1kg | 348円 |
業務スーパーには、肉/魚の冷凍フライが豊富にそろっています。また、下茹で済みの冷凍野菜や水煮のパックも充実しています。
お弁当を作る習慣がある人は、ぜひ利用してみましょう。
一般スーパーの商品と同量&低価格のものを選ぶ
大容量の商品は確かに節約になるけれど、使い切れなくて結局お金の無駄遣いになってしまう……と悩んでいる人もいるでしょう。
そんな人は、一般スーパーで販売している商品と同じ量で安いものを選ぶのがおすすめ。イチオシ商品は、以下の3つです。
商品名 | 量 | 価格 |
木綿豆腐 | 1丁 | 31円 |
こんにゃく | 250g | 55円 |
食パン | 6枚切り | 68円 |
業務スーパーの商品は、ものによっては一般スーパーの1/2ほどの価格で売られています。普通サイズで低価格の商品は、一人暮らしの人や1日1食くらいしか自炊をしないという人に便利です。
業務スーパーで食費を節約するときの注意点
安くて便利な業務スーパーですが、よく考えずに利用していると逆に食費がかさんでしまいます。食費節約のためには、どのように業務スーパーを使えば良いか、注意点を見てみましょう。
購入する商品をあらかじめ決めておく
業務スーパーには、一般スーパーにあるような見慣れた商品はもちろんのこと、輸入食品も豊富にあります。そのため、珍しい食材や気になる商品をつい好奇心で買ってしまうということも。
たまにはそういった珍しい食材を購入して業務スーパーを思い切り楽しむのも良いですが、食費の節約が目的であるなら、その日購入する商品は事前に決めて買い物に行きましょう。
消費に見合った量だけを買う
業務スーパーにある商品は、大容量で低価格のものがたくさんあります。普通サイズを買うよりもお得になるため、つい業務用サイズのものに目がいってしまいがち。しかし、使い切れずに廃棄してしまっては本末転倒です。
コスパだけにこだわらず、長期保存できない食材は家庭で使い切れる量だけを買いましょう。
業務スーパーに行くのは1ヶ月に1~2回と決める
業務スーパーで買い物をするのは、1ヶ月に1~2回と決めましょう。なぜなら、安いからといってひんぱんに通っていると余計なものを買ってしまいやすく、結果的に食費がかさんでしまうからです。
また、現在では北海道から沖縄まで店舗がある業務スーパーですが、中には車で行かなければならない郊外店も多くあります。食費を節約してもガソリン代が増えてしまっては、節約にはなりません。
外国産の商品が多い
冷凍野菜に多いのですが、原産地が中国などの外国のものが多いです。
お肉なども原産地が外国になっている商品も多くあり、原産地は国産がいいなど拘る方は、買うものがかなり限られてしまいます
また、海外製なこともあり独特な香辛料等が使われていたりと口に合わない場合もあるかもしれません。
食費以外の節約なら新電力会社への切り替えがおすすめ
食費の節約に、業務スーパーは大いに役立ちます。しかし、実際に食費を大きく削ることは難しく、目に見える成果が上がらないことも多いでしょう。
そこで、食費以外の節約方法としておすすめなのが、新電力会社への切り替え。なぜなら、電力会社を切り替えるだけで毎月の固定費が確実に減るからです。
2016年4月1日からの電力自由化によって、家庭で使う電気を好きな企業から買えるようになりました。さまざまな企業が電力事業に参入したことにより、電気料金の低価格化が積極的に行われています。
使用する電力量は変わらず、毎月の電気料金が安くなるだけという新電力会社への切り替えは、誰もができる簡単で確実な節約方法です。
まとめ
業務用食材のお店でも、とくに人気がある業務スーパー。価格が安く、品ぞろえが豊富なので、食費の節約をしたい人には欠かせない存在です。
ですが、食材の買い出しを業務スーパーに変えても、それほど大幅な節約にはなりません。
毎月の生活費を確実に減らすなら、新電力会社への切り替えも検討してみましょう。家族構成や生活環境に合わせた電力プランもあるので、きっと今よりも固定費を減らせるはずです!