実はあの家電に電気代がかかっていた?!それぞれの節電術をご紹介します。

実はあの家電に電気代がかかっていた?!それぞれの節電術をご紹介します。

家電によって、どのくらいの電気代がかかるかは異なりますが、生活費を占める電気代の割合が大きいことには変わりありません。電気代を節約するために大切なのは、電気代が高い家電を中心に節電していくことです。電気代が安い家電の使用を抑えても、大きな節約効果は得られません。
この記事では、電気代が高い家電とその節電方法について紹介していきます。

一番電気代が高いのはエアコン

一番電気代が高い家電はエアコンです。エアコン1台あたり年間約16,000円〜52,000円となり、複数台使用している場合は、それ以上の電気代が必要になることもあります。
エアコンの電気代を節約するうえで、我慢は禁物です。エアコンが必要になる猛暑の日や寒さが厳しい日などに、エアコンをつけずに我慢していると健康面で大きな被害が出てしまいます。エアコンの使用量を抑えながら、うまくエアコンを活用する方法を考えていきましょう。

効果的な活用方法

最も効果的なのは、扇風機やサーキュレーターを一緒に使用することです。これらを使用して、エアコンから出ている空気を循環させることで、エアコンの働きを助け、効率を上げることができます。この方法で1カ月約1,000円の節約(使用量による)ができると言われています。また、エアコンの働きを助けるためには、フィルターの掃除も大切です。フィルターを掃除することで、エアコンの温度調整の機能が最大限活かせるようになります。
エアコンの効きが悪いといって、設定温度を上げすぎたり、下げすぎたりすると電気代が上がってしまう原因になります。エアコンの効果を大きくするための工夫を行い、設定温度を調整しなくてもエアコンの効きがよくなるように心がけましょう。

洗濯乾燥機は型によって電気代が異なる

エアコンの次に電気代が高いのが、洗濯乾燥機です。洗濯乾燥機の電気代は、年間約5,800円~21,000円となっており、洗濯乾燥機の種類によって電気代は大きく異なります。

縦型洗濯機の電気代

縦型洗濯機は汚れを落とす機能が非常に高いのですが、洗濯から乾燥まで稼働させると電気代が年間約21,000円と高額になりやすいです。この電気代の原因は乾燥にあります。縦型洗濯機は乾燥しづらいので、しっかりと乾燥させようとすると時間を多く使い電気代が高くなってしまうのです。

ドラム式洗濯機の電気代

それに対してドラム式洗濯機は、乾燥の電気代が縦型よりも非常に安いです。縦型洗濯機に比べて汚れが落ちにくいというデメリットはありますが、電気代を少しでも抑えたいという人にはおすすめと言えます。
洗濯乾燥機をドラム式に買い換えるだけでもかなりの節約が期待できるのですが、電力会社によっては、電気料金プラン次第で電気代が安い時間に洗濯を行うことによって、さらに電気代を安くすることができます。

浴室乾燥機の電気代は?

浴室乾燥機の電気代は1時間あたり約30円です。一度の乾燥時間の目安がおおよそ3時間程度なので一度で約100円弱かかる計算になります。1日の洗濯物の量が多く、何度も洗濯機を回さなくてはならないご家庭の場合でも、洗濯乾燥機を使わず浴室なら一度に洗濯物を干せます。また、浴室ならハンガーに干してキレイに乾かせるのでシワを作りたくない衣類を乾燥させるのにも便利です。
電気代は高いですが冬場のヒートショックを予防するために浴室や脱衣所を入浴前に暖めておいたり、入浴後にはカビ防止のために浴室へ送風したりすることもできるので賢く使っていきたい家電ですよね。

食器洗い乾燥機は意外と電気代が高い!

食器洗い乾燥機は毎日使用するものですが、使用している時間は短く、あまり電気代がかからなそうなイメージですよね。しかし、電気代は年間約15,000円となっています。洗濯乾燥機と同じように、乾燥という工程は莫大な消費電力が必要となり電気代が高くなるのです。
これも電気料金プランによって定められている電気代が安い時間に利用するようにすることで、電気代を大きく節約することができます。

テレビは比較的電気代が低め

テレビの電気代は、使用頻度によっても変わりますが、年間約2,000円〜4,000円となっています。他の家電に比べると電気代は低めですが、少しでも節約するためには、テレビを見ていないときには電源を切るよう心がけることが大切です。もしできれば、コンセントからプラグを抜いてしまいましょう。
電源スイッチを押せば、すぐにテレビが映る状態にしておくだけでも待機電力によって電気は消費されています。見ないときはこまめにコンセントからプラグを抜くようにしましょう。またおすすめなのが節電タップを利用する方法です。節電タップは個別にスイッチがついており、簡単に電源のオンオフができます。オフにすれば非通電状態になるので、プラグを抜いた時と同じように電気代を節約できます。

新電力への切り替えもおすすめ

家電の節電をこまめに行うことによって、電気代を安くすることは可能です。しかし、大きな節電効果が期待できない場合もあります。
今回のお話では、エアコンの年間電気代:約16,000円~52,000円、洗濯機の年間電気代:約5,800円~21,000円、食器洗い乾燥機の年間電気代:約15,000円、テレビの年間電気代:約1,000円~2,000円です。
節約しないで使用しているとこれらの家電だけでも約37,000円~90,000円の年間電気代がかかることになります。
もっと簡単かつ手軽に電気代を安くしたいという方は、新電力への切り替えがおすすめです。
今までは電力会社といえば地域ごとに定められた大手電力会社を指し示しており、それらを利用する以外の選択肢はありませんでした。そのため、大手電力会社が提示した金額通りの電気代を支払うしかなかったのです。
しかし、電力自由化によって、消費者は電力会社を自由に選んで契約することができるようになりました。その結果、より安価で電力を提供している新電力会社が増え、それらの新電力会社に切り替えることによって電気代を大きく節約することができます。
もちろん、サービス内容などはしっかりと確認しなくてはいけません。しかし、電力の自由化によって新電力会社を選んで契約することができるということを知らない人はまだまだ多いです。電気代を安くするために、このような手段があるということはぜひ知っておきましょう!
興味がある方は、まずは色々な新電力会社のプランを見比べてみることから始めましょう。大きな節約に繋がるだけでなく、新電力会社によってはガスとのセット割などのようなサービスがある場合もあるので、ぜひ自分に合った新電力会社を見つけてください。

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