家族4人のトイレ・お風呂代はいくら?水道代・ガス代・電気代の1ヶ月の平均額

家族4人のトイレ・お風呂代はいくら?水道代・ガス代・電気代の1ヶ月の平均額

水道代やガス代、電気代などが高いと感じている人もいるかもしれません。もし平均よりも高いようであれば、節約する必要があるといえるでしょう。

そして、多くの水道代やガス代、電気代を消費するものとしてお風呂とトイレが挙げられます。特にここでは、家族4人で暮らしている場合のトイレとお風呂の水道代、ガス代、電気代についてまとめました。また、光熱費の効率的な節約方法もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

家族4人のトイレ・お風呂にかかる水道代

私たちの生活に絶対に欠かせないものが、水です。まずは、家族4人の水道代の平均、内訳、節約方法についてみていきましょう。

家族4人の水道代の平均

当然ながら、世帯人数が増えれば増えるほど平均の水道代は高くなります。4人家族の1ヶ月の平均水道代は5,044円となっています。

ただし、平均の水道代は地域によっても異なります。水道料金が最も高いのは東北地方、次いで北陸地方。最も安いのは四国地方、次に沖縄地方、東海地方となっています。そのため、1ヶ月の水道代は参考地として見るのが良いでしょう。

トイレ・お風呂は水道代の半分以上を占める

東京都水道局調べによると、家庭用水の内訳は以下のようになっています。

トイレ:21%
お風呂:40%
炊事:18%
洗濯:15%
洗面・その他:6%

1位と2位のトイレとお風呂だけで、半分以上を占めていることが分かりますね。

計算すると、1ヶ月あたりのトイレの水道代は約1,059円、お風呂の水道代は約2,017円となります。水道代を大幅に節約したい場合には、トイレとお風呂で節水することが大切だといえるでしょう。

水道代の節約方法

トイレの水道代は、大と小のレバーを正しく使い分けることによって節約することができます。また、流す回数は最小限に留めるようにしましょう。

お風呂での節水はシャワーを出しっぱなしにしないことが重要で、節水機能のあるシャワーヘッドへの変更も効果的です。さらに浴槽のお湯を最小限に留め、無駄な水を使わないよう心がけましょう。

家族4人のトイレ・お風呂にかかるガス代

冬場に高くなりがちなのが、ガス代です。ここでは、家族4人の電気代の平均、内訳、節約方法についてみていきましょう。

家族4人のガス代の平均

家族4人のガス代は、1ヶ月あたり4,852円が平均となっています。
なお、冬はお湯を沸かすために多くのガスを必要とするため、ガス代が最も高くなります。

お風呂に使う給湯がガス代の約3割を占める

家庭のガス代の内訳は、以下の通りです。

給湯:32%
暖房:21%
キッチン:9%
動力・照明他:38%

ガス代は、給湯と暖房が半分以上を占めています。特に冬場はこの割合が高くなるといえるでしょう。
そして、給湯はそのほとんどがお風呂だといえます。お風呂にかかるガス代の平均は1ヶ月あたり1,552円となっています。

ガス代の節約方法

お風呂で追い炊き機能を利用すると、多くのガスを消費してしまいます。入浴中以外はお風呂にフタをする、保温シートを使う、家族で連続して入浴するなどの工夫をして、追い炊きの回数を減らすようにしましょう。また、溜めるお湯の量を少なくすることも効果的だといえます。

家族4人のトイレ・お風呂にかかる電気代

特に夏と冬は、電気代の節約が生活費の節約に大きく貢献するといえるでしょう。ここでは、家族4人の電気代の平均、内訳、節約方法についてご紹介します。

家族4人の電気代の平均

4人家族の電気代の平均は、1ヶ月あたり10,825円となっています。
なお、電気代は夏と冬に高くなる傾向があります。

電気代の内訳

電気代の内訳は、以下のようになっています。

エアコン:54%
冷蔵庫:12.8%
照明器具:11.1%
テレビ:5.0%

圧倒的に電気を消費するのは、やはりエアコンだといえます。夏と冬は、エアコンの使い方に十分に気を付ける必要があるといえるでしょう。

トイレ・お風呂にかかる電気代は、他にかかる電気代と比べて割合が少ないため細かいデータはありませんが、ガスではなく電気でお湯を沸かす場合やウォシュレットを備え付けている場合には電気代がかかります。
お風呂でお湯を沸かす電気機器としては、電気温水器とエコキュートの2つが挙げられます。電気代は、エコキュートの方が安いといえるでしょう。

また、ウォシュレットは、貯湯式の場合と瞬間式の場合で電気代が異なります。瞬間式は初期費用が高いものの、電気代は貯湯式に比べて安く抑えることができます。

電気代の節約方法

お風呂の電気代を節約するためには、設定温度を低くする、追い炊きはできるだけ避ける、などの方法があります。また、ウォシュレットは瞬間式を選ぶことによって電気代を抑えられるといえるでしょう。

水道代・電気代・ガス代を節約するなら新電力会社への切り替えを

水道代、電気代、ガス代を節約したいのであれば、新電力会社への切り替えをおすすめします。大手の電力会社から新電力会社に切り替えることで、大幅に固定費を削減することが可能だといえるでしょう。

新電力会社とは

新電力会社とは、電力自由化以降に新しく参入した小売電気事業者のことを指します。新電力会社は昔からある大手の電力会社よりもお得なプランを多く用意しているため、適切な新電力会社を選ぶことで大幅に電気代を節約することが可能になります。

新電力会社の中には、電気代と水道代・ガス代をセットで支払うプランを用意しているところもあります。まとめて支払いをすることで、トータルの費用を抑えることができるといえるでしょう。

新電力会社に切り替えて固定費を節約しよう

新電力会社に切り替えることで、電気代はもちろんのこと、水道代やガス代も節約することができます。

特に水道代は、トイレとお風呂は1ヶ月の水道代の半分以上を占めていることが分かりました。ガス代も、家族で暮らしている場合は毎日お風呂を溜めることもめずらしくないと思いますので、日頃から小さな節約を心がけたいですね。

平均と比べて水道代・電気代・ガス代がかさんでいるという人は、ぜひ新電力会社への切り替えを検討してみてはいかがでしょうか。

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