七五三などの子供のお祝い行事はできる限りのことをしてあげたいですよね。しかし、七五三は着物のレンタル料や記念写真など何かとお金がかかります。そのため、「節約できるところは節約したい」と考えている人も多いのではないでしょうか。
今回は、七五三の費用を抑えるためのコツをご紹介します。
七五三にかかる費用には何がある?
七五三にかかる費用には以下のような物が挙げられます。
- 着物やドレスの衣装代金 平均1万~3万円
- 着付け・ヘアメイク代金 平均5,000円
- 写真撮影(データ込み) 平均3万~7万円
- 初穂料(神社の場合) 平均3,000~5,000円
- 食事代 平均1万円~3万円
子供の人数や七五三をする場所などによっても前後しますが、平均を取ると10万円近くかかることになります。
特にお祝いということで、写真をたくさん撮影してアルバムを作ったり、家族みんなで食事会をしたりした場合はもう少し費用がかかるでしょう。
また、親が着物を借りたり、着付けやヘアメイクをお願いしたりした場合も別途料金がかかります。
七五三にかかる費用を節約するコツ
七五三にはさまざまな費用がかかるため、節約できるところは節約したいですよね。ここでは、七五三にかかる費用を節約するコツをご紹介します。
写真撮影は前撮りをする
これまで七五三は、11月15日前後に神社にお参りして、記念写真をフォトスタジオなどで撮影するのが一般的でした。
しかし近年では、お参りだけを11月前後に行い、写真撮影はお参りよりも前に行う「前撮り」スタイルが主流になりつつあります。
前撮りは4~9月までの都合が良い時期に行うことが多いです。余裕を持って準備ができ、七五三の繁忙期を避けられるので費用も比較的安く設定されています。
それに加え、期間に余裕があれば好きな着物やドレスを選ぶことができるでしょう。
後撮りという方法もある
後撮りは、七五三はお参りだけをすまし、その後の12~2月の時期に撮影する方法です。前撮りと同じく繁忙期を避けられるので予約が取りやすく、比較的安く行えます。 ただし年賀状に写真を使いたい場合は間に合わない可能性があるので注意しましょう。
衣装は自分でレンタルする
フォトスタジオなどで写真撮影をする場合、着物やドレスもスタジオで用意した物をレンタルする方も多いです。一般的にセットプランなどで安く設定されていますが、プラン外のものや新作を選ぶと思わぬ追加費用がかかってしまうこともあります。
そうした事態を避けるために、あらかじめ衣装は自分でレンタルするのがおすすめです。インターネットなどでは七五三用の衣装を安く借りられるサービスも多く存在します。
しかも自宅にいながら選べるので、小さな子供と一緒でも安心です。
ただし、持ち込み衣装は不可のフォトスタジオもあるので注意しましょう。
衣装は購入した方が安いケースもある
「三姉妹なので何度も使う」「親戚と一緒に使う」などの場合はその都度レンタルするよりも購入した方がトータル費用で見ると安くなる可能性があります。
姉妹・兄弟間で着回しができるか、同時期に七五三を迎える親戚などはいないか確認してみましょう。
自分たちで写真を撮る
フォトスタジオなどプロが撮影するのではなく、両親や祖父母などで写真撮影を行う方法です。
近年はスマホやデジカメ、一眼レフカメラの性能が上がっており、素人でもある程度綺麗な写真を撮れるようになりました。また、家族で写真を撮ることで、子供も緊張せずリラックスした状態で撮影できるというメリットもあります。
さらに時間なども気にする必要がありません。写真が好きな人やゆっくり写真撮影をしたい人は、自分たちで写真を撮ることも検討してみてはいかがでしょうか。
食事代を節約する
祖父母も集まることの多い七五三は大所帯になりがちなため、食事代も高くなってしまいます。大人数で会食すると3万円以上かかることもあります。 そのため食事代を節約するため、自宅で手作りパーティーをすれば食事代を抑えられます。手作りが難しいならテイクアウトや出前をうまく利用してみましょう。
他にも節約したいなら電力会社の切り替えがおすすめ
七五三などのイベント以外にも日々の生活費を節約したいと考えているなら、電力会社の切り替えもおすすめです。今の電力会社から新電力会社へ切り替えれば、今よりも電気代が安くなる可能性があります。
電力会社の切り替えに複雑な手順は必要なく、インターネットなどから申し込むだけで簡単に切り替えられます。どの電力会社に切り替えればどれだけ安くなるかも、ネット上で簡単に比較検討できるので検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
七五三は「せっかくだから」「子供のためだから」と、ついいろいろなお金を使ってしまいがちなイベントです。しかし気を付けないと思いのほか高額になってしまう可能性があります。
フォトスタジオなどを利用する場合は、繁忙期を避けたり、お得なプランを選んだりなど早めに情報収集をすることが大切です。
また、日常的に節約を考えているなら、電力会社の切り替えも検討してみてはいかがでしょうか。