東京から札幌への交通費はどのルートが安い?人数別の出費と節約法

東京から札幌への交通費はどのルートが安い?人数別の出費と節約法

東京から札幌への旅行は、交通費が高くつくイメージがありませんか?
東京と札幌は、直線距離にして約800km離れています。
そのため、どの交通機関を使っても交通費が高額になるのは避けられません。
この記事では、東京~札幌間の移動手段と人数別でかかる交通費の総額をまとめました。
さらに、交通費や交通費以外での節約法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

東京から札幌への移動手段と交通費

東京から札幌への移動手段と交通費

東京から札幌へは、車・バス・電車(新幹線)・飛行機と、主に4つの移動手段があります。
それぞれのルートや交通費を見ていきましょう。

車+フェリー

東京から札幌へ車で行く場合は、途中でフェリーに乗る必要があります。
およそのフェリー料金(車+運転手1名)と、陸路を走る分のガソリン代や高速道路料金を概算した総額は以下の通りです。

車+フェリーの交通費

大洗~苫小牧約42,000円~
仙台~苫小牧約38,000円~
八戸~苫小牧約35,000円~
青森~函館約35,000円~

上記の交通費に加え、同行者が1名増えるごとにフェリー料金が約10,000円追加されます。
例えば大洗~苫小牧ルートを選んだ場合、1名で約42,000円ですが2名なら約52,000円です。
ただし、東京から札幌までの車のルートは、フェリーの発着地や利用する高速道路によって交通費に差が出るため、必ずしも上記の通りではありません。
さらに、フェリーを利用する季節・持ち込み車両の大きさ・船室のグレードなどで利用料が異なるので、その点にも注意が必要です。

バス+フェリー

東京から札幌へバスで行く場合も、途中でフェリーに乗り継ぐ必要があります。
運航便や乗り継ぎ時間に注意して、計画を立てましょう。
バス+フェリーのセットは、東京~大洗/八戸~苫小牧~札幌が主なルートで、交通費は1人10,000円前後が相場です。

人数別の交通費

1人10,000円前後
2人20,000円前後
3人30,000円前後
4人40,000円前後

ただし、乗り継ぎ時間なども含めると移動に丸1日ほどかかります。

電車(新幹線)

北海道新幹線は現在函館北斗駅が終点になるため、東京から札幌へ電車で行く場合は、新幹線とJR在来線を組み合わせて利用することになります。
交通費は30,000円前後です。

人数別の交通費

1人30,000円前後
2人60,000円前後
3人90,000円前後
4人12万円前後

電車での移動は、もっとも時間がかからないルートを選んでも8~9時間、遅いと15時間以上かかります。
乗り継ぎのタイミングもあわせて計画を立てましょう。

飛行機

札幌市内にある丘珠空港には、東京からの直行便がありません。
そのため東京から札幌へ飛行機で行くときは、新千歳空港までの飛行機+JRでの移動がおすすめです。

飛行機+JRの交通費

FSC約20,000円~
LCC約5,000円~
※FSC(フル・サービス・キャリア)…ANAやJALなど
※LCC(ロー・コスト・キャリア)…ジェットスターやピーチなど

人数別の交通費

1人FSC:約20,000円~
LCC:約5,000円~
2人FSC:約40,000円~
LCC:約10,000円~
3人FSC:約60,000円~
LCC:約15,000円~
4人FSC:約80,000円~
LCC:約20,000円~

LCC(格安航空会社)を利用すると、羽田から新千歳空港までは5,000円台で行くことができます。
ただし、本数が少なかったり利用できる搭乗口が遠かったりと不便な面もあります。

東京~札幌間の交通費を節約するためには?

東京~札幌間の交通費を節約するためには?

では、東京から札幌への交通費をできるだけ安くする方法を見ていきましょう。

東京から札幌への交通費が一番安いのはバス+フェリー

4つのパターンを比較した結果、東京から札幌へ移動するもっとも安い方法は、バス+フェリーということがわかりました。
ですが、交通費を安くすればするほどバスや船室のグレードが下がり、移動だけでも疲労を感じてしまいます。
また、出発日やルートによっては途中でどこかに宿泊することになるかもしれないので、注意が必要です。
移動の際の交通費をできるだけおさえて現地でのレジャーを楽しむか、飛行機や新幹線を利用して快適な旅をするか、どちらかを選択しなければなりません。

長距離移動の交通費を節約する方法

東京~札幌間は距離が長い上、海を渡らなければならないので、どうしても交通費が高くなってしまいます。 交通費を節約する方法は、それぞれ以下の通りです。

車+フェリー船室のグレードを下げる
車での移動を多くする
バス+フェリー船室のグレードを下げる
電車(新幹線)回数券を購入する
早期購入割引を利用する
飛行機早期購入割引を利用する
LCCを利用する

新幹線や飛行機のチケットは、早期割引を利用して買うことができます。
交通費を節約することに専念しすぎてしまうと、移動時間で時間を使い、疲労を溜めてしまってはせっかくの旅が台無しになってしまいます。
おすすめなのは、交通費ではなく日頃の生活費を節約することです。食費、通信費、光熱費など、見直せるところはたくさんあります。
中でも、使用料を変えずに料金だけを節約できるのが電気代です。 いまでは電力会社との契約を自由に選ぶことができます。特に新電力会社は大手電力会社よりもお得なプランが数多く用意されているので、現在の電気使用量のまま料金だけ節約することができます。ネットで簡単に料金シミュレーションもできるので、今よりもお得な新電力会社を選んでみてはどうでしょうか。

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まとめ

どんなに工夫をしても交通費が安くならない、または交通費を安くすると移動が不便になるのが、東京~札幌間です。 それならば、交通費を節約することよりも、生活費を節約して交通費にあてるのも1つのアイディアではないでしょうか。

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