浴室乾燥機の電気代はどれくらい?節約方法も合わせてご紹介

浴室乾燥機の電気代はどれくらい?節約方法も合わせてご紹介

浴室乾燥機は、天気の悪いときや急いで洗濯物を乾かしたいときなど、さまざまなシーンで活躍してくれます。しかし、電気代が気になる方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、浴室乾燥機を使ったときの電気代、浴室乾燥機の電気代を節約する方法などをご紹介します。

浴室乾燥機の電気代はどれくらい?

浴室乾燥機は温風によって洗濯物を乾かしてくれるため、雨の日や早く乾かしたいときにも重宝します。では、浴室乾燥機を1回使用した際の電気代はどれくらいなのでしょうか。
たとえば、「TOTO」の「浴室換気暖房乾燥機TYB3111G型(1室換気タイプ・100V)」の場合は、以下のように発表されています。

【測定条件】
・一坪相当のシステムバス、窓・断熱材あり
・湿度60%
・壁、床、天井に水滴がない
・お湯張りをしていない
・電気料金は27円/kWh(税込)に設定

【衣類量3~5kg・標準モードの場合】

・外気温25℃の場合
┗約3時間30分 約120円

・外気温5℃の場合
┗約4時間50分 約170円

【衣類量3~5kg・ECOモードの場合】

・外気温25℃の場合
┗約10時間 約120円

・外気温5℃の場合
┗約10時間 約120円

TOTOの「浴室換気暖房乾燥機TYB3111G型」には通常モードのほか、外気温に応じて温風乾燥の時間を自動で調整してくれる機能があります。乾燥時間は長くなりますが、標準モードよりも電気代を抑えられます。電気代が気になる場合は、こうした節約モードがある浴室乾燥機を選ぶことをおすすめします。

浴室乾燥機の電気代を節約するための方法

浴室乾燥機は便利ですが、1回当たり約120円の電気代がかかります。そこで、少しでも浴室乾燥機の電気代を節約する方法をご紹介します。

前準備をしっかりする

浴室乾燥機を運転する前にはしっかり前準備を行いましょう。

・洗濯物をしっかり脱水する
・浴槽のお湯を抜いておくか蓋をしておく

湯船からの蒸気を少なくするほど、早く乾燥できるとされています。
・浴室の水滴を拭き取っておく

壁、床、天井にある水滴はできるだけ拭き取っておきましょう。
・窓を閉めておく

浴室に窓がある場合は、窓を閉めておきましょう。また空気取り入れ口がないと充分な性能が発揮できないため、空気取り入れ口を確保しておきます。空気取り入れ口が設置できない場合は浴室のドアを1~2㎝程度開けておきましょう。

洗濯物の干し方に気を付ける

・衣類と衣類の間は間隔を空ける
衣類と衣類の間は5~10㎝程度間隔を空けて、温風が行きわたるようにしましょう。

・丈の長い衣類は干し方を変えてみる
ズボンなど、丈の長い衣類の下の部分は温風が当たりにくいため、乾きにくい部分です。そのため途中で上下を入れ替えるなど、干し方を変えてみましょう。

・厚手の衣類は吹き出し口の近くに干す
ジーパン、フード付きパーカー、トレーナーなど厚手の衣類は、温風が出る吹き出し口の近くに干し、薄手の衣類は両端に配置します。

・衣類の入れ替えを行う
パイプの外に干した衣類は乾きにくい状態です。そのため途中で中央と両端の衣類を入れ替えるのがおすすめです。

フィルターの掃除をする

浴室乾燥機のフィルターは、目詰まりすると乾燥効率が落ちます。商品によっても異なりますが、1ヶ月に1回を目安に掃除をするのがおすすめです。

節約には新電力会社への切り替えもおすすめ

日常的に無理せず節約をしたいなら、新電力会社に切り替える方法もおすすめです。新電力会社に切り替えるだけで、電気代を安くできる可能性があります。2016年4月1日以降、電力の自由化が始まり、電力会社を自由に選べるようになりました。さまざまなプランが登場しているため、ライフスタイルに合ったプランを選べば、節約につながる可能性が高いでしょう。たとえば、夜間に浴室乾燥機を使用することが多いのであれば、夜間の電気料金が安いプランがおすすめです。

新電力会社への切り替えは、インターネットから簡単に行えます。申し込み後、切り替え日になると自動で切り替わります。どのくらい安くなるのか事前に知りたい方は、各新電力会社が提供している「電気料金シミュレーション」を試してみるのがおすすめです。現在契約している電力会社とプランなどを入力すれば、どのくらい安くなるのかを簡単に比較できます。

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まとめ

浴室乾燥機は便利ですが、毎日使うと電気代がかさんでしまいます。そのため、少しでも電気代を節約できるように干し方を工夫してみましょう。新電力に切り替えるだけで、電気代を安くできる可能性があります。どのくらい電気代が変化するのかは、電気料金シミュレーションで簡単に分かりますので、試してみてはいかがでしょうか。

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