4人家族1ヶ月分の冷蔵庫の電気代はいくらかかる?今よりも節約する方法

4人家族1ヶ月分の冷蔵庫の電気代はいくらかかる?今よりも節約する方法

家族が集う時間が増える夏休みは、嬉しい反面、電気代などの出費が心配な季節でもあります。
暑い日などは家族が冷蔵庫から麦茶の出し入れや、アイスクリームの出し入れを頻繁に行うので、電気代について気になるところではないでしょうか。今回は家族4人暮らしの場合、冷蔵庫の電気代はどのくらいかかるのかについて解説します。

4人家族1ヶ月分の冷蔵庫の電気代は?

4人家族が使用する冷蔵庫は、600リットルサイズが適しているとされています。
600リットルの冷蔵庫の場合、年間消費電力の平均は252kWhで、電気代は1年で約6,900円、1ヶ月で567円です。
これが、一般的な4人家族の冷蔵庫の電気代の月額使用料金となります。

では、自宅の冷蔵庫の電気代を調べてみましょう。
冷蔵庫の年間消費電力は、冷蔵庫の説明書に書かれているので、すぐに調べることができます。
説明書が手元にない場合は、メーカーホームページで冷蔵庫の型番を検索すると、調べることが可能です。

冷蔵庫の年間消費電力が分かったら、契約している電力会社の1kWhあたりの電気使用量単価を掛けます。
これで冷蔵庫の年間電気代金が計算できますので、12ヶ月で割って、1ヶ月あたりの冷蔵庫の電気料金を調べてみましょう。

平均と比べて、冷蔵庫の電気代が高いと感じた場合は、冷蔵庫の買い替えを検討したり、さらには電気代を節約する方法を考えてみましょう。

冷蔵庫の進化により電気代は安くなっている

ここ10年ほどで、冷蔵庫の性能は格段にアップし年間消費電力を大きく抑えることが出来るようになりました。特に大容量タイプを中心に国が定めた省エネ基準よりも省エネ効果が高い冷蔵庫が次々と登場し、電気代は昔に比べ半分ほどになっていると言われています。もし、古い冷蔵庫を使い続けていて、最新型の冷蔵庫への切り替えに迷っている方がいたら今使っている冷蔵庫の年間電気代金を計算し、最新型と比較してみるのもよいでしょう。

冷蔵庫の電気代を安く抑える方法

冷蔵庫は、24時間365日電源を入れたまま使用する家電ですから、電気をかなり消耗する家電製品です。
その冷蔵庫を子どもたちが勝手に開け閉めする夏休みは、大人としては電気代が気になってつい口うるさく注意してしまう傾向にあるのではないでしょうか。
子どもたちは冷蔵庫から出すものを選んだり、氷をコップに入れようと作業したりとマイペースに冷蔵庫や冷凍庫を開けたままにしがちです。
少しでも電気代を節約したいときには、まず簡単にできる節約方法を試してみてください。

  • ドアの開閉を最小限に抑える
    冷蔵庫のドアの開閉時間は、やはり電気代に大きく影響します。
    子どもがよく開けるという場合は、ドアを開けてすぐに目的のものが手に取れるように、手前に置くようにするなどの工夫をしてみましょう。
    また、食品をたくさん入れすぎてしまうと、冷蔵庫のなかで冷気が循環しにくくなり、庫内を均一に冷やせなくなり、余計な電気代がかかってしまいます。
    少しスペースに余裕を持たせた形で、冷蔵庫を使うことをおすすめします。
  • 野菜室の温度設定を見直す
    次に、冷蔵庫のなかにある野菜室の温度設定を、見直してみましょう。
    野菜室は、低温障害を起こす野菜や、乾燥しやすいデリケートな野菜のために、3度~8度と幅を持たせた温度設定が可能です。
    つまり、必要以上に低い温度で設定していると、野菜をかえって傷めてしまう可能性があるということですから、一度設定温度を見直してみてください。
    野菜が傷みやすい、乾燥しがちという場合は、温度を調整してみましょう。野菜を長く新鮮に保ち、電気代も節約することができます。
  • 冷凍庫の温度上昇を防ぐ
    冷凍庫は、冷蔵庫とは逆にできるだけ隙間なくものを詰め込んでおいた方が、節電効果がアップします。
    凍った食品同士が保冷剤的な役割を果たし、冷凍庫を開けた際の温度上昇を抑えることができるのです。

平均よりも高い!?新電力会社への切り替えで電気代を節約

「自宅冷蔵庫の電気代を計算してみて、思っていたよりも高かった」
「冷蔵庫も、比較的新しいものを使っている」
そのような場合は、契約している電力会社を見直すのも一つの方法です。

2016年の電力全面自由化以降に誕生した新電力会社へ切り替えることで、電気代を大きく節約することができます。
新電力会社は価格競争が激しく、キャンペーンやサービスによる顧客獲得を積極的に行っています。そのため、これまでの電力会社と比べて安く契約することができたりと、お得なサービスを受けられるケースも多くあります。
電気料金を気にして日々節約に励まなくても、電力会社を切り替えることで固定費を大きく節約できる、ということです。

インターネット手続きだけで切り替えOK

新電力会社に切り替えるのは、手続きが大変なのでは?と思うかもしれませんが、実はとてもシンプルです。切り替えたい電力会社を決め、インターネットで手続きをすれば完了です。
今契約している電力会社には、新たに手続きをした新電力会社が解約手続きを行いますので、自分で行う必要はありません。
申し込みをすれば、自動的に新電力へ切り替わるといえるほどのシンプルな手続きですので、興味がある人はぜひ、比較検討してみることをおすすめします。

新電力会社への切り替えで快適な暮らしを

新電力会社への切り替えは、電気代を大きく節約することができます。
特に冷蔵庫は季節や時間帯を問わず、毎日稼働し、頻繁に使う家電です。毎日使うものだからこそ、少しでも節約ができれば、年間で通して見ると大きな節約に繋がります。
もちろん、ドアの開閉を抑えるなどの工夫をすることでさらに節約効果が期待できますので、電気代を今よりも抑えたいという人は、新電力会社への切り替えを考えてみてはいかがでしょうか?

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