「エコ」という言葉が身近になった今、繰り返し使えて便利なエコグッズが気になっている方も多いのではないでしょうか。繰り返し使うことでゴミを減らすことは、地球温暖化対策の一つにもつながるとして注目されています。
本記事では、繰り返し使える便利なエコグッズについてご紹介します。
エコグッズはどうして環境に良い?
繰り返し使えるエコグッズを取り入れることで、家庭で出るゴミを減らすことにつながります。使い捨ての物ばかり使用しているとゴミが増えてしまいます。環境省によると、令和2年度の全国の一般廃棄物は、4,167万トン(東京ドーム約112杯分)、 1人1日当たりのごみ排出量は901グラムとしています。前年比だとゴミの量は減り、リサイクル率は増加しているとされていますが、まだまだ多くの物がゴミとして廃棄されています。
家庭ゴミは、多くがクリーンセンターなどの焼却炉で焼却されます。ゴミを燃やすと、二酸化炭素が発生するため、ゴミの量が多いほど地球温暖化につながってしまいます。
ゴミを減らせば、二酸化炭素を削減することにつながるため、環境に良いと注目されているのです。
繰り返し使えるエコグッズを利用しよう!
最近では、繰り返し使えるエコグッズが多く登場しています。使い捨てではない物を利用することで、ゴミを減らすことにつながります。ここでは、エコグッズの一例をご紹介します。
シリコンラップ
シリコン製のラップで、繰り返し使うことができます。ラップといえば、使い捨てのイメージがありますが、シリコン製ラップなら洗って何度でも使用が可能です。商品によっては、電子レンジやオーブンに対応しているものもあるため、用途によって選びましょう。
シリコンバック
食品の保存から簡単な調理までできる、便利なグッズです。サイズも幅広く展開しているため、用途に合わせて選べます。
シリコンフードコンテナ
折りたたんで収納できるフードコンテナです。洗って何度でも使用することができます。また商品によっては、電子レンジ加熱に対応しているものもあります。
マイボトル
好きな飲み物を入れて持ち歩けるマイボトルには、さまざまな種類があります。ウォーターボトル、ステンレス水筒、タンブラーなど、用途に合わせて選べるのもうれしいポイントです。また、よく通っているカフェでタンブラーを購入すると、いつも飲んでいる飲み物が割安になるサービスを展開しているお店もあります。
お気に入りを持ち歩きながら節約もできるうえに、エコにもなりますし、テンションアップにもつながるでしょう。
ステンレスストロー
ステンレスストローは、洗うことで何度でも繰り返し使用できます。洗浄専用のブラシが付いているものも多いので、洗うときにも困りません。
金属製のものに抵抗感がある方には木製のものなどもあり、選択肢も多種多様になってきています。
エコバック
買い物の時に定番となったエコバッグは、さまざまなデザインやサイズのものが登場しています。リーズナブルでデザイン性に優れたものも多いので、用途によって使い分けるのがおすすめです。持ち運びに便利なサイズもあるため、使いたい時にだけサッと取り出すことができます。
シリコン綿棒
水と石鹸で洗うことで、繰り返し使えるようにしたグッズです。正確には、綿ではなく柔らかいシリコンで作られています。綿棒の先端、軸、ケースまで、環境に配慮した素材が使われています。消毒用アルコールを使用することもできるので衛生的です。
オーガニックコットンティッシュ
使用後に水で洗うことで繰り返し使用できるティッシュです。オーガニックコットンでできており、約500回洗って使うことができるとしています。ケースも100%リサイクル可能な素材を使用しており、エコなのが特徴です。
コットンパフ
オーガニックコットンでできたコットンパフです。洗うことで繰り返し使用できます。1枚につき使い捨てのコットンパフ約1,000回分に相当するとされています。
再生可能エネルギーを選べる新電力会社への切り替えもおすすめ
わたしたちにできることとして、もっとエコを意識したいのであれば、再生可能エネルギーを提供している新電力会社への切り替えを考えてみてはいかがでしょうか。2016年4月1日から始まった電力自由化により、電力会社や電気プランを自由に選べるようになりました。再生可能エネルギーは、CO2を排出しないエコなエネルギーとして注目されています。そのため、個人でできるエコへの取り組みを探している方は、まずは新電力への切り替えがおすすめです。
新電力会社への切り替えは、インターネットから簡単に行えます。現在、利用している電力会社へ解約手続きは必要なく、自動で切り替わるので手軽です。手間も少ないため、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
身近な日用品をエコグッズに置き換えるだけでも、ゴミを減らすことにつながります。手頃な価格のものも多いため、取り入れやすいものから使ってみてはいかがでしょうか。また、もっとエコを意識したいなら、再生可能エネルギー由来の電気を提供している新電力会社への切り替えがおすすめです。インターネットで、どのくらいお得になるのかが簡単に分かりますので、一度検討してみてはいかがでしょうか。