新型コロナウイルス感染症の影響で、満足に外食へ行けない日々が続いています。そこで、今人気となっているのが「宅飲み」です。
ただ、終電を気にせず、思いきり飲める宅飲みを続けていると、却って出費がかさむ傾向もあります。今回は、宅飲みなのに出費がかさんでしまう理由と宅飲みを楽しみながら節約できる、賢いおつまみレシピと節約術を紹介します。
宅飲みなのに出費がかさんでしまう理由
自宅で飲んでいるのに出費がかさむ理由は、主に2つです。
- 飲む量が増えている
- おつまみが高い
終電を気にせず、思いきり飲めるといってついつい飲みすぎてしまい、お酒代が予想外にかかってしまうという方は多いでしょう。また、帰り際にコンビニなどで単価の高いおつまみを買ってきてしまうという方もいると思います。お酒代を安くするコツは飲む量と単価を抑えることですが、無理やり抑えて逆にストレスがたまり、暴飲暴食に走ってしまうことは避けたいものです。
飲む量を無理なく抑えるコツ
飲む量を無理なく抑えるコツは「1人で黙々と飲むことを避け、何かをしながら飲むこと」です。家族がいる場合は家族と会話をしながら、家族がいない場合は友達とビデオ通話などをしながら飲むのも良いでしょう。1人で飲みたいときは、おつまみを作るなど料理をしながら、映画鑑賞をしながら飲むのもおすすめです。 高価すぎるおつまみは出費がかさんでしまうのでなるべく避け、冷蔵庫にある食材等を使って美味しいおつまみを作ってみましょう。
冷蔵庫にあると助かる!節約食材
豪華な食材を使って食事を作れば、美味しいのは当たり前のこと。ですが、そのような豪華な宅飲みは経費がかさんでしまうので、継続するのは現実的ではありません。
宅飲みを楽しむためには、節約食材を活用しながら簡単に、美味しいおつまみを作ることも大切なポイントと考えましょう。
おすすめの節約食材5選と節約レシピ
宅飲みをしていて「ちょっとおつまみが欲しい」と思った時のために、冷蔵庫にあると助かる節約食材をストックしておきましょう。
1. 豆腐
お豆腐は、たんぱく質やカルシウム、ビタミンE、マグネシウム、鉄分、カリウムが豊富な食材です。低カロリーなのも、大人にとっては嬉しいポイントと言えます。
豆腐を使ったレシピでおすすめしたいのが、豆腐サラダです。
おすすめレシピ「豆腐サラダ」
<材料>
・豆腐 1丁
・しめじ 1パック
・ポン酢 大さじ2
・トマト(あれば) 1個
- 豆腐は1cm幅にスライスし、お皿に盛る。
- しめじにポン酢をかけて、電子レンジで2分ほど加熱し、冷まします。
- 豆腐にしめじポン酢ソースをかければ完成です。
家にトマトがあれば、トマトをスライスして豆腐の間にはさむと、見た目が豪華になり、食べ応えのある逸品となります。
2. もやし
一袋30円~50円程度で購入できる節約食材の王様「もやし」は、カルシウムやカリウム、葉酸など豊富な栄養を備えた食材です。
おすすめレシピ「もやしナムル」
<材料>
・もやし
・ごま油
・塩
・いりごま、ラー油、豆苗(あれば)
- もやしは電子レンジで2分ほど加熱する。
- ボウルに冷ましたもやしとごま油、塩を適量入れて和えます。
- お好みでいりごま、ラー油をかけるのもおすすめです。豆苗があれば上に少し添えると、見た目の満足度もアップしますので、お試しください。
3. ウインナー
ウインナーは食べ応えがあり、食事の満足度をアップしてくれる食材です。
おすすめレシピ「ウインナーのパリパリ焼き」
<材料>
・ウインナー 4本
- ウインナーを3mm程度の薄切りにします。
- フライパンで焼く。この時、ウインナーから充分な肉汁が出てきますので、油は必要ありません。フライパンでなく、トースターにアルミホイルを敷いて焼くのもおすすめです。
- 見た目がパリパリしてきたら、お皿に盛りつけます。
ウインナーは、充分に味が付いているので、調味料は必要ありません。これだけで、簡単かつ満足度の高いおつまみが完成しますので、お試しください。
4. きゅうり
きゅうりはカロテン、カリウムが豊富で、水分を多く含む食材です。
おすすめレシピ「きゅうりのオリーブオイル焼き」
<材料>
・きゅうり
・オリーブオイル
・塩
・コショウ、鷹の爪(お好み)
- きゅうりを1cm幅の半月切りにする。
- フライパンにオリーブオイルを敷き、きゅうりを炒めます。鷹の爪を使用する場合は、オリーブオイルを温める際に鷹の爪を一緒に入れ、風味を出しておきます。
- 塩、お好みでコショウをひとつまみ振りかけ、きゅうりにほんのり焼き目がついたら、器に盛り完成です。
ズッキーニを使用すると料理としてはおすすめなのですが高価なため、ズッキーニをきゅうりで代用すれば、1本50円程度で購入可能なので、節約おつまみとなります。
手軽にできる、おしゃれな逸品となりますので、お試しください。
5. かまぼこ
かまぼこは、スーパーで1本100円程度と低価格で購入でき、たんぱく質も豊富な食材です。魚のたんぱく質は良質で、栄養価も高いため、優秀な節約食材と言えるでしょう。
おすすめレシピ「梅きゅう板わさ」
<材料>
・かまぼこ
・梅干し
・わさび
・きゅうり
- かまぼこを2cm幅にスライスし、中央に切り目を入れます。
- きゅうりをスライスし、梅干しは種を外しておく。
- かまぼこの切り目にきゅうりと梅干しをはさみ、器に盛り完成です。
簡単で彩りも良く、シンプルながらも安定のおいしさを楽しめる節約おつまみです。
料理をするにも光熱費が心配?それをカバーする「新電力」
時短料理には欠かせない電子レンジやトースタ―、IH調理器ですが、「頻繁に使い過ぎると電気代が心配…」という方もいるのではないでしょうか。
そのような方におすすめしたいのが、新電力会社への切り替えです。2016年までは大手10社しか取り扱えなかった電力の販売が自由化され、現在は新電力と呼ばれるよりお得なプランを展開する新電力会社が増えています。
面倒な切り替え手続きもなくネット上で全て簡潔できるので、さらに節約をしたい方はぜひ検討してみるといいでしょう。固定費を削減できると月々の生活もかなり楽になりますので、おすすめです。
おつまみを作る時に、簡単調理を実現する家電をより安く使えたら、嬉しいですよね。新電力会社への切り替えで、賢く美味しい宅飲みを楽しみましょう!