新しい生活を始めるときはワクワクすると同時に不安もありますよね。何があるか分からない新生活だから、なるべく節約しようと考えている人も多いと思います。
そこでまずは引っ越し費用の節約から始めてみてはいかがでしょうか。
今回、引っ越し費用は節約できるのか、そのためのコツなどをご紹介します。
引っ越し費用を節約する方法とは
引っ越し費用はちょっとしたコツで節約することができます。まずは、引っ越し前に情報収集をすることが大切です。
複数の業者から見積もりを取る
引っ越し業者を選ぶ際には、複数の業者に見積もりを取るのがおすすめです。業者ごとに料金やプランなどが異なるため、比較検討すれば自分にぴったりの業者を見つけやすいでしょう。
たとえば、荷物の量や距離によってお得なプランがある業者、単身者向けのプランを用意している業者、近距離の引っ越し限定のプランを用意している業者など、それぞれ特徴があります。
インターネットでは一度の入力で複数の引っ越し業者を比較できる一括見積もりサービスなどもおすすめです。効率的に複数の業者を比較でき、自分で交渉をする必要もありません。
値引き交渉をする
引っ越し業者に見積もりを提示された後に値下げ交渉をする方法もあります。
業者によっては値下げすることを前提に初回の見積もり金額を高めに設定している場合もあるので、まずは安くできないか聞いてみると良いでしょう。
また、前述した複数の業者への「相見積もり」を行った上で、「他社は〇円でした」と別会社の金額引き合いに出せば、値下げ交渉をしやすい場合もあります。
早めに見積もりを取る
できるだけ引っ越し費用を節約したいなら、早めに見積もりを取り揃えましょう。少なくとも「1ヶ月前」には見積もり依頼を出すのがおすすめです。
日程に余裕があれば業者側も人員やトラックなどを確保しやすく、負担が軽減されるためです。逆に引っ越し予定日直近になれば手配を急いで行わなくてはいけないため、割高になってしまう可能性があります。
引っ越しが決まったら早めに見積もり依頼を出すことが大切です。
繁忙期を避ける
引っ越しの繁忙期を避ければ、料金が安くなる傾向にあります。
一般的に、引っ越し業者の繁忙期は3～4月、週末や祝日などです。特に多くの人が新生活を始める3～4月は予約が取りにくく料金も高い傾向にあります。 この繁忙期の時期を避けられるのであれば、格安で引っ越しができる可能性が高いです。
また、月の上旬～中旬の平日は狙い目です。賃貸物件の契約の関係上、引っ越しは月末に多い傾向があります。月末を外して月の上旬から中旬で、さらに平日を狙ってみましょう。
希望日を提示しない
自分で希望日を提示するのではなく、業者の空いている日に時間を合わせることでさらに費用を安くできる可能性があります。業者から指定された曜日や時間に合わせる必要があるため、希望日時に余裕を持たせておきましょう。
業者によっても異なりますが、時間だけを指定するプラン、曜日も時間も指定しないプランなどが用意されており、何も指定しないプランが最安値になります。
ただし、時間帯などを指定しない場合、いつ引越業者が来るのか分からないため、1日中家にいる必要があります。安ければそれだけユーザー側にデメリットもありますのでよく検討しましょう。
荷物の量を減らす
引っ越しは荷物の量に比例して、人員やトラックの大きさが変わってくるため、料金も変動します。荷物の量が多いほど費用も高くなります。
そのため、少しでも荷物量を減らせば、引っ越し費用の節約につながります。不用なものはリサイクルショップに持っていったり、フリマアプリやオークションサイトで売却し、できるだけ荷物の量を減らす工夫をしましょう。
宅急便で荷物を送る
荷物を段ボール箱に自分で詰めてから宅配便を利用して引っ越し先へ送るという方法もあります。重量の軽い小物などはダンボールにまとめて郵送し、大きな荷物だけを業者に運んでもらうという使い方もあるので送料の算出をして、どれぐらい費用を浮かせられるかチェックしてみましょう。
業者を使わずに引っ越した方がお得なの？
荷物量が少ないなら、業者を使わずに引っ越した方が得だと考える方も多いのではないでしょうか。
単身者で荷物が少なかったり、車を持っていたりする場合は、業者を使わずに自力で引っ越した方が安上がりになる場合もあります。
しかし、引っ越しには様々なものを用意しなくてはいけません。たとえば、段ボール、ガムテープ、エアキャップ（プチプチ）、ロープ、軍手などが必要です。これらを一から用意するよりも、業者に依頼した方が安くなるケースも多いのです。 荷物の量や引っ越し先までの距離を加味し、どちらがお得なのか計算してみましょう。
遠方かつ荷物が多い場合は依頼した方が良いケースが多い
遠方且つ荷物が多い場合、車があっても何往復もしなくてはいけません。そのため、高速料金やガソリン代がかかり、さらに時間もかかってしまいます。
そのため、引っ越し業者に依頼した方が安く手間も省けるでしょう。
新生活の生活費を節約したいなら電力会社の切り替えを検討しよう
さらに新生活の生活費を節約したいと考えているなら、引っ越しのタイミングで電力会社の切り替えを検討してみましょう。
たとえば、新電力会社は従来の電力会社よりも比較的低価格のプランを用意している所があるので、切り替えるだけで今よりも電気代がお得になるケースも多いです。
新電力会社に切り替えたときの料金はインターネット上から簡単にシミュレーションできるので、一度試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
引っ越し費用を節約するには、引っ越しが決まったらできるだけ早く検討を始めることが重要です。引っ越しまで時間があれば業者やプランをじっくりと検討できます。さらに不用品を処分して荷物を減らすことで、料金を安くできる可能性があるでしょう。
また、新生活を始める際に固定費を節約したいなら、新電力会社への切り替えも検討するのがおすすめです。引っ越しをして初めから新電力で契約できるところもあるので、インターネットで比較検討し、余裕があれば引っ越し前に行っておきましょう。
