塾経営においてかかるコストや固定費を削減する方法

塾経営においてかかるコストや固定費を削減する方法

塾を経営するためにかかる費用は多数あり、経費よりも利益が多くないと当然ですが経営は成り立ちません。
塾経営を始めたはいいけれど赤字経営では困るでしょうから、経営をスタートする前に経費の種類について知っておく必要があります。

今回は塾経営においてかかるコストや固定費を削減する方法について解説しますので、経営をこれから始める方だけでなく、利益が少なくて困っている方もぜひ参考にしてください。

塾経営のために必要となるコストの種類

塾経営のために必要なコストの種類は以下のとおりです。

  • 水道光熱費・・・塾で使う水道代や電気代、ガス代など。
  • 家賃・・・塾の教室を借りるために必要な費用。
  • 人件費・・・講師やスタッフを雇うための費用。給料や交通費など。
  • リース料金・・・プリンターなどOA機器をリース契約するための費用。
  • 通信費・・・電話代やインターネットの通信料など。
  • 消耗品費・・・文房具代やチョーク、ホワイトボードのペン、トイレットペーパーなどの購入費。
  • 広告費・・・講師や生徒の募集にかかる費用。

思ったよりもさまざまな費用がかかる、と驚いた人もいるかもしれません。上記はあくまでも一部なので、高額なパソコンや空調などを購入すれば、さらに減価償却費がかかります。

大事なのはどんな費用があり、それぞれがいくらぐらいなのかを把握しておくことです。その上でコスト削減に積極的に取り組めば、大赤字といったトラブルは避けられるでしょう。

なぜ固定費のコスト削減が重要なのか

塾経営に必要な費用のうち、

  • 家賃
  • 水道光熱費
  • 人件費
  • リース料金
  • 通信費

は固定費、つまり毎月支払う費用となります。毎月講師と生徒を募集するなら、広告費も固定費に含まれるでしょう。

この固定費というのは、利益が出なくても支払わなければいけない費用です。たとえば、生徒がいなくても、リースしたプリンターの費用やインターネットの通信費などは発生します。そのため、固定費は常にコスト削減に取り組むことが大事です。

また、固定費は経費全体で割合が大きいですから、生徒を何人か抱えていたとしても、固定費が多すぎる場合は利益があまり出ないこともあります。

では一体どうすれば固定費を削減できるのでしょうか?続いて、固定費のコスト削減方法をご紹介します。

塾経営でかかる固定費を削減する方法

固定費のうち、水道光熱費、リース料金、通信費は比較的簡単にコスト削減できます。コスト削減はできることを進めるだけでも利益の拡大に良い影響を与えますから、ぜひ参考にしてすぐにでも取り組んでください。

水道光熱費

水道代やガス代はなかなかコストを削減するのが難しいですが、電気代なら比較的容易に費用が削減できます。

これまで電気代は「基本料金+従量料金(電気を使った分の料金)」この2つで計算されることがほとんどでした。しかし、近年では基本料金がなく従量料金のみで、さらに従量料金が定額になっている新電力会社もあります。

そのようなプランがある電力会社と契約をすれば、電気代がわかりやすいだけでなく、電気使用量が多くなるほどお得になるケースもあります。電気代のコストを削減するために、新電力会社を選ぶのは賢い選択ではないでしょうか。

リース料金

すでにリース契約を結んでしまった場合は難しいかもしれませんが、今からプリンターや複合機を導入するためにリース契約を検討しているなら、レンタルやコンビニの利用にするとコスト削減につながります。

リース契約は、複合機やプリンターを購入し、本体代を分割して支払うという意味合いでリース契約料を支払うので1ヶ月の料金が高くなりがちです。その点、レンタルであればリースよりも低額ですし、今はプリントし放題のプランもあるため、印刷に関するコストの削減が可能です。

頻繁に印刷をしないのであれば、プリンターを導入せず必要なときにコンビニの複合機を利用するという手もあります。何をリースするかにもよりますが、プリンター類であればこのようなコスト削減方法が有効ですのでぜひ参考にしてください。

通信費

通信費のうち電話代に関しては、固定電話ではなく格安SIMを利用するとコスト削減につながる場合があります。

塾は絶対に固定電話が必要というわけではないですから、塾の担当者につながる電話番号があれば良いでしょう。そう考えると、通話機能のみがついた格安SIMのほうが、固定電話よりも費用が安く済む場合が多いのです。

インターネット通信料に関しては、格安SIMとセット契約すると割引が適用されるケースもあるので、これから塾を経営する方はぜひ参考にしてください。

まとめ

塾経営に必要な費用は家賃からリース料金まで多数あり、その中でも固定費は経費のうち多くの割合を占めています。

固定費の中の水道光熱費やリース料金、通信費はコスト削減に取り組みやすいはずですので、これから経営をスタートさせる方だけでなく、利益が伸び悩んでいる塾経営者の方もぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

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