飲食店の新規開業でイニシャルコストを削減する方法

飲食店の新規開業でイニシャルコストを削減する方法

これから飲食店を開業するなら、イニシャルコストを少しでも安く抑えたいでしょう。イニシャルコストを安く抑えることができれば、借入額も少なくて済むため、返済や利子の負担も小さくて済みます。黒字転換もしやすくなるでしょう。ここでは、飲食店の新規開業に伴うイニシャルコストの削減方法について説明していきます。

飲食店を開業するのに必要な資金

飲食店を開業するのに必要な資金

最初に飲食店を開業するのにどのくらいの資金が必要なのか見ていきましょう。

飲食店開業で必要なイニシャルコストの相場と内訳

日本政策金融公庫によると、飲食店を開業するには平均で900万円弱のイニシャルコストが必要とされています。
その中で4割強と、もっとも大きな割合を占めるのが内装工事費用です。貸店舗を借りる際には、何もない状態で引き渡されるため、開店前に内装工事を済ませなければなりません。
次の大きな割合を占めるのは、厨房設備や冷蔵庫、什器などの備品にかかる費用で、全体の2割強です。 また、最初の半年程度のランニングコストと貸店舗の賃貸費用がそれぞれ2割弱を占めています。

当面の生活費も準備

新規開業の飲食店は売上が安定しないのが普通です。最初のうちは赤字になっても生活できるように、当面の生活費を準備しておかなければなりません。家族構成や生活環境などによっても異なりますが、150万~200万円程度は準備しておいた方がいいでしょう。
そのため、合計で1,050万~1,100万円程度必要です。
飲食店を開業する人の多くは、そのうち3割程度は自己資金で用意し、残りは借入で賄っています。

新規開業でイニシャルコストを削減する方法

新規開業でイニシャルコストを削減する方法

居抜き物件を選ぶ

貸店舗を借りる際に、居抜き物件を選ぶことでイニシャルコストを大幅に削減できる可能性があります。

通常の貸店舗はまっさらな状態で設備が何もありません。これに対して、居抜き物件というのは、最初から厨房設備や冷蔵庫、什器、テーブルなどが付いている物件のことです。以前その物件を利用していたお店で使っていたものをそのまま譲り受けることができるため、飲食店開業のイニシャルコストでもっとも大きな割合を占める、内装工事費用と備品にかかる費用を節約可能です。イニシャルコストを削減したい新規開業者にとって魅力的と言えます。

居抜き物件であっても、必要な設備が全て揃っているとは限りません。備品のうちいくつかは自分で用意する必要があります。内装工事も全くしなくて済むわけではなく、部分的に工事を行うケースが多いです。
付いてくる設備の状態や内装のコンセプトなども、よくチェックしておかなければなりません。設備が老朽化していて、間もなく買い替えが必要になることもあります。また、コンセプトが合わない内装だと、工事費用もあまり節約できないでしょう。

経営譲渡を利用

既に営業している店舗を買い取って経営する方法もあります。主に後継者不足に悩む高齢の経営者が店舗を売却することが多いです。
経営譲渡なら、ゼロからお店を作るよりも安いイニシャルコストで飲食店経営を始められます。既に一定の評判があり、常連客などもいることが多いです。最初から黒字になることもあるでしょう。 ただし、前のお店とやり方が変わることで、常連客が離れてしまう可能性もあります。

間借りシステムを利用

間借りとは、開業資金を抑えて飲食店をはじめたい人が、営業時間外の空いた店舗を貸し出したいお店を借りることで、気軽に飲食店をはじめられるシステムです。
既存の飲食店の空き時間で営業するため、営業時間に限りがある、設備や内装を変えられない、など不自由な点もありますが、スモールスタートで飲食店に挑戦したいという方には開業しやすい方法です。

中古設備やリースを活用

冷蔵庫や厨房設備、エアコンなどを用意する際に、新品ではなく中古を購入する方法もあります。売上が安定しないうちは中古設備で十分ということも多いです。中古設備だと交換時期が早く来てしまいますが、売上が安定した後に新品設備に買い替えるのがいいでしょう。
また、設備を購入せずにリースを利用する方法もおすすめです。リースなら毎月リース料を支払う仕組みで、一度にまとまった費用を支出しなくて済みます。

ランニングコストも削減しよう

ランニングコストも削減しよう

飲食店を無事開業したら、今度は利益を出せるように売上アップとランニングコスト削減に励まなければなりません。新規開業の飲食店だと、半年程度は売上が安定しないため、ランニングコストの削減が重要です。
ランニングコストは主に人件費や食材費、水道光熱費、設備の維持費、広告宣伝費などがあります。ただ、開業間もない時期からランニングコストを削減するのは難しいです。料理やサービスの質を確保できなくなるなどして、売上を伸ばせなくなることもあるため、慎重に行わなければなりません。

そこで、料理やサービスの質を損なうことなくランニングコストを削減できる方法として、新電力会社への切り替えがおすすめです。 電力会社を大手から新電力会社へ切り替えることで、安い電力単価で電気を使用できます。インターネット上の簡単な手続きで切り替えができるので、手間もかかりません。

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まとめ

飲食店の開業には900万円弱のイニシャルコストがかかります。売上が安定するまでの生活費も必要で、それも合わせると1,000万円以上の資金を用意しなければなりません。融資である程度は賄えますが、居抜き物件や中古設備、リースなどを上手に活用してイニシャルコストを削減しましょう。
開業初期段階からコストを抑える方法としてランニングコストのひとつである電気の契約を新電力で契約する方法もおすすめです。

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